スマガ「SUMAGA True Story」の感想・レビュー

いやはや、やっとこさスマガをフルコンプしましたよ。
世界観を考察するゲームなんで途中で投げてたんですよねー。

と、いうのも本来なら1週目としてメインヒロイン三人のシナリオ見た後に神視点編に入るのが普通なんでしょうが、ルート分岐上、一週目の途中(スピカクリアした後)に神視点編に入れてしまうのですよ。そんなわけで先に神視点編をクリアしてしまい、後で一週目をもう一度やり直さなければならない状況だということに気づき、一週目ミラルートに入ったところで中断したままやる気も起こらず放置状態と相成ったわけです。こういうゲームって一度放置しちゃうと投げ出してしまうことって多くないですか。しかもこれディスク入れないと起動できないのでちと面倒。

スマガの世界観の構成とtrue end.


スマガはシナリオにおける世界設定構造を解き明かすゲーム。物語の舞台は、川嶋有里という引っ込み事案な少女が創り出した空想上のセカイ。有里は奥手で大好きな先輩に告白できなくて、未練を残したまま隕石が地球に衝突寸前、このままでは人類滅亡エンドまっしぐら。死に直面して、有里はオルタナティブな世界を願った。それが、プレイヤーが読まされるテクストのセカイ観。プレイヤーは主人公くんが世界観に挑戦し解き明かしていく様子を眺める。結論としては、主人公くんはヒロインを攻略していくことでセカイ観の謎を解き明かし、有里が物語を紡ぎ出したことを暴く。そして、主人公=「有里が惚れていた先輩」であることが判明し、有里の告白に答え、一緒に世界滅亡隕石直撃死亡を迎えるため現実世界で有里の思いに応えようとするところまでに至る。めでたしめでたしでも死んでしまったらどうにもならん。と、ここで今までクリアしてきた並行世界の自分たちから助けが入る。キャラクター小説は書き手が一度生み出せば、後は勝手に登場人物が一人歩きしていくもの、ということで、各ヒロインを攻略した並行世界は作者の手から自立し、現実世界へと影響を及ぼしたのだ。並行世界の自分たちの想いが繋がり隕石を破壊。引っ込み思案な女の子が朴念仁な先輩に想いを伝えるための壮大な展開であった!!