雑録

なついろレシピ「鰺ヶ沢椋香」シナリオの感想・レビュー

林業の継承問題に関するはなし。
辛い思いをさせたくない祖父と家を継ぎたい娘のすれ違いがメインで林業パートは少ない。
いや料理が作品のテーマだとは分かっているが、林業パートももう少し詳しく描いておくれよ。
森林伐採とキノコ栽培と狩猟についてもう少し深まれば面白いんじゃない?
継承問題解決後は、兄と彼女に遠慮するイモウトのはなしにシフトチェンジするがあっさりめ。
袋ラーメン鍋で直に食うはよくやりますね。

椋香√概要


  • 林業の継承問題
    • 鰺ヶ沢椋香は祖父の仕事に憧れる女の子。祖父の仕事は猟師を中心とする林業関係であり、幼い頃から祖父を見て育った椋香は林業に就職したかったのです。しかしながら祖父は大学を中退したもののインテリゲンツィアの端くれであり、第一次産業を子孫に継がせたくなく、自分の代で終わろうとしていたのです。このため祖父と孫ですれ違いが生じてしまい、椋香は卒業後フリーターとなったのでした。毎日山に入り、キノコ栽培と森林栽培に汗を流す椋香。ここでもう少し具体的にどんな仕事なのかとか過疎地の林業が抱える問題とかを描写してくれれば面白いと思うのに、殆ど描かれず残念なことこの上ない!主人公くんは椋香に弁当を差し入れることになり、イモウトの柚と合作で作成したキャラ弁を渡すことで好感度を蓄積していきます。弁当を食べながら椋香の話を聞く打ちに、祖父とのすれ違い問題を知ることになります。祖父の懸念は、孫が林業に憧れるだけで本質を理解していないという問題でした。椋香は主人公くんと山の幸で祖父を饗応しようとするのですが、料理作りを通して祖父の考えを身をもって体感したのでした。椋香は山に関する専門知識を次第に身につけていき、宴会の場で祖父と和解。こうして主人公くんは祖父から認められることとなりフラグも成立したのでした。



  • 新生☆八重原家
    • フラグが成立し乳繰り合う主人公くんと椋香でしたが、そこにはイモウト問題が立ち塞がっていました。イモウトの柚は色々とこじらせており、自分の感情を持て余し気味です。大好きな兄さんが自分の尊敬する椋香と付き合うことになり、当初は喜んでいたのですが、自分がお邪魔無視の足枷になっていることに気づいてしまうのです。柚は徐々に自分を追い込んでいき、兄が居なくなっても自立できるようにと一人で料理の特訓を始めたりします。しかし、そんな柚の悲壮感を椋香の知るところとなり、主人公くんも柚を蔑ろにしないと誓うのでした。そんな3人がとった手段は八重原家再興の道。主人公くんは戸籍的に八重原家に入り、正式に柚の兄となります。そして椋香を嫁に娶り、八重原家は3人になったのでした。柚の不安もこうして解消され、椋香はウェディングドレスで村を練り歩きます。過疎化に悩む村に新たなカップルが誕生して周囲から祝福を受けるのでした。