書籍で発行されている参考文献が二つで、(1)大出尚子『「満洲国」博物館事業の研究』(汲古書院, 2014.1)と(2)犬塚康博『藤山一雄の博物館芸術 : 満洲国国立中央博物館副館長の夢』(共同文化社, 2016.4)。
博物館副長官の藤山一雄は多くの論文タイトルに散見され主要人物であることが伺われる。
memo
- 犬塚康博
- 「君知るや満洲国の民俗博物館を(1)満洲国国立中央博物館民俗展示場のドキュメント抄」『歴史民俗学』(4), 215-235, 1996-06
- 「君知るや満洲国の民俗博物館を(2)藤山一雄の民俗博物館論」『歴史民俗学』 (5), 243-261, 1996-09
- 「屹立する異貌の博物館--満洲国国立中央博物館」『環』 10, 225-231, 2002
- 『藤山一雄の博物館芸術 : 満洲国国立中央博物館副館長の夢』共同文化社, 2016.4
- 大出尚子
- 「「満洲国」国立中央博物館と「満洲国」の建国理念--副館長藤山一雄の「民族協和」構想」『社会文化史学』 (46), 41-62, 2004-10
- 「「満洲国」の博物館建設--国立博物館の成立過程と収蔵品」『史境』 (55), 48-63, 2007-09
- 「藤山一雄の民俗展示場構想と満洲開拓政策」『文化資源学』 (6), 37-47, 2007
- 「「満洲国」国立博物館の展示における「満洲色」の創出 : 高句麗・渤海・遼の古蹟調査を背景として」『内陸アジア史研究』 25(0), 121-142, 2010
- 『「満洲国」博物館事業の研究』汲古書院, 2014.1
- 君塚仁彦
- 「「満洲国」社会教育制度と博物館に関する考察(1) : 「初期文教部期」を中心として」『東京学芸大学紀要』. 第1部門, 教育科学 52, 11-23, 2001-03
- 「「満州国」社会教育政策と博物館に関する考察(2) : 奉天省を中心として」、『東京学芸大学紀要』. 第1部門, 教育科学 54, 23-32, 2003-03-31
- 名古屋市博物館
- 『新博物館態勢 : 満洲国の博物館が戦後日本に伝えていること』名古屋市博物館, 1995.9
- 原山煌
- 「「満洲国」国立中央博物館の諸活動-1-定期刊行物について〔含 満州帝国国立中央博物館時報総目次,同論叢総目次〕」『四天王寺女子大学紀要』 (13), p158-170, 1980
- 「「満洲国」国立中央博物館の諸活動-2-」『IBU四天王寺国際仏教大学文学部紀要』 (14), p134-146, 1981
- 松村嘉久
- 「長春における満州国時代の観光資源をめぐって」、『日本地理学会発表要旨集』 2014a(0), 171, 2014
- 森泉海
- 「満州国立中央博物館の展覧会」『博物館学雑誌』 36(1), 111-122, 2010-12
- 山口直樹
- 「満州帝国国立中央博物館の構想の再検討 - 藤山一雄の博物館論をめぐって -」『年会論文集』 25, 375, 2001-07-29
- 「IL-1 満州帝国国立中央博物館の構想の再検討 : 藤山一雄の博物館論をめぐって」『日本科学教育学会年会論文集』 25(0), 375, 2001