学会ついでにFateの舞台訪問をしてきた。
ビジネスに伴う旅行は観光になるのかというと様々な定義があるが、観光でよかろう。
本来ならスマホなりタブレットなりを使って現地で参照行為を行い作品を追体験するのが、その趣旨であろうが・・・。
しかしそんな便利アイテムを持っていないので、テキトーに写真撮って、ここが○○かぁ程度なノリ。
プレイした(読んだ)Fateシリーズは「stay night」,「hollow ataraxia」,「zero」のみでFGOはやったことがない。
- 遠坂邸
- 正式名称は風見鶏の館。神戸三宮駅から坂をひたすら上ると、北野異人館街という観光地があり、その観光協会の近くにあります。聖地巡礼では有名な場所となっており、部屋の机の片隅にFateのキャラを模した折り紙が置いてあることでも知られています。凛の部屋は間桐邸のモデルとなった「うろこの家」にあるので、ここに行ってもないので注意!!というのもお馴染みです。
- 教材としてわりと使える場所で、(1)明治後期20世紀初頭に建築された当時の神戸の社会状況や日本の立ち位置、(2)ゴットフリート・トーマス一家が娘さんを上級学校に入れるためにドイツへ帰郷していたときに勃発した第一次世界大戦、(3)70年代後期にNHKの連続テレビ小説でブームになったというコンテンツ・ツーリズム関係、(4)阪神大震災の時に倒壊するも修理されたことから震災後における復興、という様々な側面から題材にすることができます。
- 間桐邸
- 「うろこの家」。最初は見る気はなかったのだが、脳内仁和寺の法師が山までは見ずとか言い出したので、せっかくなので見てきました。上述したように、外装は間桐邸だけれども中には遠坂凛の部屋があるというお話。プロローグのシーンで凛がアーチャーを召喚してメチャメチャになったあの部屋です。アーチャーこと英霊エミヤさんは、中二病により破綻した人生を歩むことになり、それを悔恨して過去の自分(衛宮士郎)を否定するという何とも厄介なある種悲壮さを漂わせている人物なんですね。セイバー√を通過した場合、そんなエミヤ化してしまう士郎と凛はどう接していったんだろうか?という主題を設定した薄い本があったな。
- あと、間桐家といえば間桐慎二が原作PC版とコンシュマー版と劇場版Heaven's Feelではだいぶ改変が加えられており、私はPC版しかやったことがなかったので、劇場版世代の子とジェネレーションギャップが生じたことがあります(劇場版を見て来たと私に報告してきた子どもがやたらと慎二を押すので不思議に思ったら、かなり改変されていたのね・・・)。
- 例の赤い橋
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