風雷戦姫 神夢 web体験版ver.1.0の感想・レビュー

変身ヒロインが妖怪を懲伏するため異能バトルを繰り広げる話。
主人公は魔力供給役かつ変身の触媒でヒロインの防具に変化する。
体験版は魔力供給に躊躇し再三雑魚キャラに苦しめられる展開となる。
肝心のバトル描写も陳腐でウダウダした戦いを読まされることになる。
せめて魔力供給して最初の敵くらい討伐させる必要があったのではなかろうか。

抜きゲーなのに魔力供給の引き延ばしをされてテンポ遅い

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  • 体験版で読者をひきつけるためには、かませ犬の雑魚キャラくらいは討伐して欲しかったものだ
    • 本作品は変身ヒロインもので、妖怪変化を懲伏させる異能バトルです。そのためバトル描写の内容がある程度は魅力的であることが期待されるのですが、体験版では同じ敵と3回くらい戦って1回も勝てずに終わります。まさか、体験版の最初の敵がそのままラスボスであり、製品版で延々と同じ敵との戦いが続くなんてことはないよな?と突っ込みを入れたくなったのは私だけではないはず。
    • 主人公の役割はヒロインが変身するための触媒であり、変身した後はヒロインが身にまとう防具となります。さらにヒロインは変身するごとに身体が疼き性的な慰めを必要とします。そしてヒロインが力を発揮するためには主人公との肉体的な交わり、つまりは本番中田氏をしなければならないのです。体験版は読者に作品としての魅力を提示するものなので、せめて魔力供給の場面までは辿り着き、ヒロインを強化して第一の敵ぐらいは倒して欲しかったところ。しかし実際には主人公がいつまでもグズグズしていてヒロインを抱かないために、再三ピンチに陥るという展開を見せられます。
    • 流石に最初の敵ぐらいは倒すだろうと眺めていたのですが、上述のように体験版では魔力供給まで到達することはなく、1回も戦闘に勝てないまま終わってしまいました。異能バトルが主眼で魔力供給しないと敵には勝てずに死ぬという世界観なのに、純愛ゲーム的なノリを見せられましてもストレスが湧くだけ。・・・メーカーはどのような購入層をターゲットにしてるの?という感じでした。

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