雑録

『源平繚乱絵巻 -GIKEI-』の体験版の感想・レビュー

Inreのお家芸異世界転生時代劇第3弾は治承寿永の乱!義経になって平家を討て。
忠臣蔵新撰組ときて源平合戦。中二国語で平家必修だから一般人にも馴染み深い?
源平合戦でメインヒロインが平家につくと『火の鳥』が彷彿とされます。
体験版では転生してから奥州藤原氏に落ち延びる所までプレイできます。
新撰組は後半が大村益次郎ゲーで何やっても戊辰戦争強制敗北だったのよね。
史実の後追いに始終するか異世界転生を活かしてトンデモ架空戦記するかが分かれ目。
新撰組のラストが『坂の上の雲』展開だったからてっきり日清・日露かと思ってたよ。

異世界転生したら妹が平氏に囚われたので義経になって源平合戦することにした。

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  • RTA治承寿永の乱
    • 主人公は源氏に所縁のある神社の子息。表面上は明るいお気楽系ですが、兄の死を引き摺っており類稀なる体操の才能を潰して日々をソシャゲに費やして生きていました。そんな主人公を支えるのが幼馴染とイモウトであり三角関係一歩寸前って感じ。そんな三人でしたが京都への修学旅行の際に異世界転生発動!まずはイモウトがいなくなりそれを心配して捜索していた主人公と幼馴染も飛ばされます。辿り着いた先は平安時代末期。そこでは異世界からやってきた3人が平氏に永遠の繁栄をもたらすというお告げが下された世界線であり、イモウトは捕らえられてしまっていました。そんなわけでイモウトを救うために平氏を討伐せよRTAが開始されます。ウダウダしてたら平氏が滅びるまで10年以上かかってしまうぞい!待っていられない!と言わんばかりに平氏の館へ乗り込もうとするのですが……まぁ、そうそううまく行くはずもなく、結局は史実の流れに乗っていくことになります。弁慶を仲間にして、鞍馬寺から奥州藤原氏まで落ち延びるイベントをこなしていきましょう。道中、義経四天王を仲間に加えながら歴史のお勉強をし、藤原秀衡と対峙するところがクライマックス!平氏を倒したい理由をイモウトを救いたいからと馬鹿正直に答えることで気に入られ、処遇を保障してもらえることになります。果たして主人公たちはイモウトを救えるのか!?どのように平氏を倒すのか!?といったところで体験版はお開きとなります。
    • メインヒロインのイモウトが平氏側に捕まっているのですが、メインヒロインが平氏に捕まるという展開を見ると『火の鳥』思い出してしまいますよ。メインヒロインが平氏側の現実を知って情にほだされ、結局平氏側についちゃって主人公の源氏サイドと別れて悲劇になっちゃうアレ。清盛が永遠の命を得るけれども、全人類が自分の子孫となり全員同じ顔になるというのが衝撃的でした。そして命は永遠だけれども長期間生き過ぎて常に手術で記憶リセットしないと発狂するようになるとかいう流れはトラウマモノでした。前作の新撰組は、歴史の流れを覆すことは無く、どんな対抗策をとっても大村益次郎に粉砕されてしまう負けゲーでした。今作は義経になって平氏を討伐するため勝確なわけですが、ただ史実を追うだけで終わりでは捻りがないでしょう。歴史のifをどのようにシナリオに組み込めるかが面白さの分かれ目になってくるかと思います。

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