乙女とふれあう、ひとつ屋根の下【TRIAL EDITION】(ensemble SWEET)の感想・レビュー

百合小説作家がスランプを打開するため女装して寮母になる話。
ひたすら女装主人公モノ量産するensembleの新作は女子校潜入ではなく寮母!
ある時お嬢様学園の女子寮が改築工事となり寮生たちは期間限定で分散することに。
当然寮母が足りなくなるわけで……そこでOGの姉から寮母の話を持ち掛けられる。
女子寮の寮母は女性でなければ駄目とのことで女装をすることになった。
果たして主人公は寮母生活からインスパイアを受け小説家として復帰できるのか!?

寮母としてお母さん的なポジションで少女たちと交流する

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スランプ脱却のために女装して女子寮の寮母になる!
  • 女装主人公、ついにバブミ溢れるお母さんになる
    • 女装主人公モノをひたすら出し続けるensembleの最新作。今回も「女装主人公モノは主人公が一番カワイイの法則」が発動しています。寮母さんとしてバブミを溢れさせ思春期の少女たちのお母さんになりましょう。俺がママになるんだよ!従来の作品では主人公が女装して女子校に潜入していましたが、流石にネタが尽きたのか、今回は寮母として活躍します。主人公がお母さんとなる新時代の到来です。そのうち女装主人公ギャルとか、女装主人公ソシャゲキャラとか(艦むすとかウマ娘など)、女装主人公きらら系百合アニメとか出てきそう(もう既に出ているかもしれない)。
    • 今回の女装主人公は百合小説作家。大人気ラノベで成功したもののファンレターを読んで描写力に疑念が生じ、スランプに陥ってしまいます。そして1年間何も生み出すことが出来ず糞袋として半ば禁治産者と化していました。そんな主人公が切られるのも時間の問題で、新作を出すことが早急に求められていました。そんなピンチを打開するため主人公は女装して寮母となる話を受けることになります。寮母といっても恒常的なものではなく期間限定の少人数制。なんでもお嬢様学校の女子寮が改築工事をすることになり、寮生たちは各施設に一時分散する事になったのです。当然、各施設に寮母を設置しなければならないため人材不足。そこで主人公が寮母の一人として白羽の矢がたったというワケ。
    • 主人公が担当する寮の少女たちは3人。編み込み黒髪ショート文芸部(JK3)、主人公の作品のファンである真面目系生徒会長(JK2)、炉利担当の外人枠(JK1)。寮母として彼女らの日常の世話をしながら交流し、寮生活のネタ帳としていきます。十代後半とはいえ、親元を離れての寮生活では寂しいこともあるでしょう。集団生活は楽しさもありますが、その反面でストレスもあるでしょう。そんな少女たちをお母さんとして癒してあげることが本作品最大の魅力となっています。みんなでママになりましょう。文脈的におそらく主人公の作品のファンのヒロイン(JK2)が、主人公をスランプに陥らせたファンレターの送り主なんじゃないかなと伏線が張られています。多分このヒロインと交際することでトラウマが解消され作家として復活するという流れになるかと思われます。

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女装主人公モノは主人公が一番カワイイの法則
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2022年4月ゲー

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