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乙女とふれあう、ひとつ屋根の下【TRIAL EDITION】(ensemble SWEET)の感想・レビュー

百合小説作家がスランプを打開するため女装して寮母になる話。 ひたすら女装主人公モノ量産するensembleの新作は女子校潜入ではなく寮母! ある時お嬢様学園の女子寮が改築工事となり寮生たちは期間限定で分散することに。 当然寮母が足りなくなるわけで……そ…

星の乙女と六華の姉妹 TRIAL EDITION の感想・レビュー

女装主人公お嬢様学園潜入モノ専門メーカーによる舞台少女養成学園モノ。 主人公の妹は容姿だけに特化したヒキコモリ系ダメ人間であった。 それを憂えた母親がコネを使って芸能界養成お嬢様学園にぶちこむ。 主人公は元子役であり妹をサポートするため実力で…

『Secret Agent~騎士学園の忍びなるもの~ TRIAL EDITION』の感想・レビュー

最先端科学技術都市×学園騎士団×ニンジャ潜入エージェント。 忍者の主人公が組織の命令で独自の騎士制度のある科学技術学園に潜入する話。 目的は犯人捜査。汚職事件を無造作に暴露し秩序を崩壊させる人物を探しだせ! 最先端の科学技術を有しながら中世封建…

恋する気持ちのかさねかた【体験版】の感想・レビュー

富裕階層が舞台で、攻略ヒロインがお嬢様であるキャラゲーを供給し続けるメーカーensembleの作品。 今回は「学園統合に際しての諸問題を解決すること」が目的だがテーマ性は限りなく薄い。 学園統合を真摯に描きたいのではなく学園統合は単なる装置に過ぎず可愛い女の子…

ゴールデンマリッジ「天谷玲」シナリオの感想・レビュー

天谷玲シナリオは「ヴィオラのコンクール」物語。 ご都合主義なノリも多々あれど、きちんと音楽や楽器を掘り下げていたので楽しく読めた。 世話好きな主人公くんが惚れた女のために甲斐甲斐しくサポートするのも嫌な感じはしない。 コンクールの発表直前に主…

ゴールデンマリッジ「島影瑠璃」シナリオの感想・レビュー

島影先輩シナリオは「極道の花嫁」的なおはなし。 個別の最初は財閥の御曹司と極道の娘は釣り合わない云々とか言ってたのに・・・ なんだがフェードアウトし、ヤクザ組織の抗争のはなしにシフトチェンジ。 そしてやっぱり個別シナリオは短くて瞬時に終わる。…

ゴールデンマリッジ「丹下花純」ルートの感想・レビュー

丹下花純さんシナリオは「パティシエの夢」と「階級差結婚」。 両親に捨てられ苦労したのに最終部分でとってつけたかのように父親とご都合展開。 そして階級の意識差に引け目を感じ、身を引くかと思いきや・・・ 花純は主人公くんに地位を捨て去ってくれとね…

ゴールデンマリッジ「春日野紫子ルート」の感想・レビュー

紫子先輩ルートは「生徒会長の引き継ぎ」と「優等生の憂鬱」。 テーマ性はなくキャラゲーとしての側面が強いかと思われます。 「悩みが無いのが悩み」とのたまふ先輩が「実は隠している不満」を癒してあげましょう。 万能先輩シナリオは甘やかしイベントが多…

ゴールデンマリッジ「一乗寺透子ルート」の感想・レビュー

透子ルートはマネーゲームを題材にした企業買収がテーマだが・・・ 個別ルート短い!ご都合主義展開!なんかあっさり! ヒロインと競馬は斬新だしギャンブルの経済的特性とかの解説とかは面白かった。 カネが増えればそれでいいという利潤追求の資本主義に対…

ゴールデンマリッジ 共通ルートの感想・レビュー

ゴールデンマリッジは上流階級お嬢様攻略モノ。 お嬢様の抱える問題を解決しながらヨメを捜せ! 共通ルートは各章ごとのオムニバス形式で1章1ヒロイン担当。 第5章終了時点で個別ヒロインを選ぶので選択肢によるフラグ折りは不必要。 1章「モテルモノノナヤ…

ゴールデンマリッジ(体験版)の感想・レビュー

絵ゲーかと思いきやシナリオが意外に面白かった上流階級資産家物語。 体験版では1話〜3話の冒頭までプレイできる。 オムニバス方式で構成されており各話ごとにスポットライトがあたるヒロインが異なる。 第1話では投資を題材にしたヒロインが登場、経済ゲー…

乙女が紡ぐ恋のキャンバス 体験版の感想・レビュー

乙女が紡ぐ恋のキャンバスは、美術画商上流階級モノ。 ありがちな女装モノかと思ってたら、美術知識の構築が巧みで好印象。 ただのキャラゲーではないことは確かだと思われる。 体験版では表ヒロインAの試練イベントまで結構な時間プレイできます。 表ヒロイ…

花と乙女に祝福を 佐上薫シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の佐上薫シナリオは、レールの上を走りたくなくて駄々捏ねちゃうおはなし。 重圧から逃れて自由を気取るが、結局は三つ子の魂百までで、強制されるのが嫌なだけだったの。 最後は晶子の励ましを糧に老舗の祖母とも和解し大団円。西陣織…

花と乙女に祝福を 宝生聖佳シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の宝生聖佳シナリオは、孤独を孤高と読み換える完璧超人冷徹お姉さまのおはなし。 孤高であると思うのは、自分の地位や能力に依存することで、孤独であることに耐えるための哀しい性質。 晶子は自分を代償に聖佳さまをオープンハートさ…

花と乙女に祝福を 鹿島志鶴シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の鹿島志鶴シナリオは、正体疑われて困ったな事件。 エロ担当の志鶴ちんが晶子に迫ってちゅっちゅしてたらさぁ大変。 女子校モノではありがちなゴシップ好き新聞部少女がパパラッチ。 あわやウィッグが!!というところで男装した妹がヒ…

花と乙女に祝福を 山本眞弥子シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の眞弥子シナリオは、政略結婚破壊工作大作戦。 権力を笠にきたイケメソ完全超人かと思いきや、なんやかんやと性善説。 茶道の家元という設定を生かした効き茶バトルを頓智で制圧。 山本眞弥子のキャラクター表現とフラグ生成過程 山本…

花と乙女に祝福を 藍那祈シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の藍那祈シナリオは、乙女の友情。 内気な少女が初めて手にした友人は、祈と同じ人を好きになっちゃった。 選んでもらった祈だが、裏切った罪悪感が付きまとう。 周囲に支えられながら、本当の友情を求めて、気弱だった少女が立ち上がる…

花と乙女に祝福を 名木城都シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の都ルートは、母と娘のすれ違い劇場。 勘違いから意固地になり一方的にルサンチマンを募らせていたが本当はその分愛していたという愛憎。 主人公くんはそんな少女の頑なな心を解きほぐし、素直になれるお手伝いをする。 最後は予定調和…

花と乙女に祝福を 共通シナリオの感想・レビュー

おとぼく、るい智などですっかりジャンルが定着した女装主人公モノな『花と乙女に祝福を』。 本作品は病弱で入院し出席日数の足りなくなった妹のためにお嬢様学校に通うことになる。 物語の原動力と成るのが茶話会イベントで、対立することになった生徒会と…