【感想】異世界おじさん 第9話「氷の精霊がクーラー魔法の対価を要求してるんだよ」を見た。

2018年夏猛暑を乗り切る話とツンデレエルフが借金して指輪を買い戻す話。
現在夏が35℃以上になるのは当たり前の事だが90年代はまだそうでもなかった。
おじさんたちは電気代節約のためクーラー無しで夏を乗り越えようとしていた。
だがあまりにも暑いので、氷の精霊に頼んでクーラー魔法を使ってしまう。
しかしその代償は大きく牛の頭を捧げるか地球の凍結かの二択を迫られることに。
結局、牛ではなく魚でもOKということになり地球滅亡の危機は免れた。
そして捧げた魚の頭を見て垂涎するおじさんは異形魔法の反動を語り出す。
異世界で魔炎竜から元に戻れたのはツンデレエルフさんのおかげであった。
この借りを返すためにおじさんはエルフの借金問題を解決することになる。

異形魔法の反動は変身したものに精神を引き摺られること

変身魔法を使った反動で脳が爬虫類化するおじさん
  • 現代パート~2018年夏~
    • 前回たかふみと共に恐竜に変化したおじさん。異形魔法の反動で思考が爬虫類並みになってしまう。クソ暑い部屋にいるにも関わらずクーラーを買わずにそのまま耐え抜こうとしていたところ、藤宮さんから氷魔法を使うことを提案される。こんなことを思いつかないなんてヤバいと突っ込む藤宮さんに対し、異形魔法で恐竜になった反動とおじさんは説明するのだが……。いやおじさんとたかふみよ、あなたたちさっきまでサターン解体して修復してたやん……思考するのが面倒になったんとちゃうんか……とはきっと誰しもが突っ込みをいれたことでしょう。それはさておき、氷の精霊にクーラー魔法を使った代償として牛の頭を捧げよと求められる。だが牛の頭は高級品。出来なければ地球が凍結されてしまうとのこと。焦るたかふみと藤宮さんだが、おじさんはまるで気にしていない。90年代のゲームは人類滅亡してからスタートするので全然ヘーキとのこと。おじさんの泰然自若な態度は功を奏し、牛ではなく魚のお頭でもOKとのことで、難を逃れた。たしかに90年代後半からゼロ年代の作品って世紀末とか長引く不況とか時代の閉塞状況とかをよく象徴して鬱ゲーも多かった気がする。個人的には鬱ゲー大好きなんだけど昨今そのような作品は売れないのかあんまり出なくなった気がする(調べが浅いだけかもしれない)。

 

おじさんを解呪し眠っている間に接吻をするツンデレエルフさん
  • 異世界パート~ツンデレエルフさんの借金問題~
    • 変化魔法を使うと精神が引き摺られる事例として魔炎竜にドラゴラムした際に1か月ほど元に戻らなくなった話をかたるおじさん。ではそこからどうやって戻れたかというと、ツンデレエルフさんが物理的に解呪してくれたからであった(凍てつく波動とかはない)。おじさんが倒れている間に睡姦をするツンデレエルフさん。だがそこへ商会が襲い掛かってくる。商会はドラゴン討伐にきたのだがツンデレエルフさんが先に倒してしまったのでおじさんの身柄を引き渡すように要求してくる。普通に考えればガン無視して終わりだが、エルフは商会に逆らえない理由があった。なんとこのエルフ、売却した指輪を買い戻すため商会から多額の借金をしていたのである。この際、自分を担保にしていたため、商会の言うことに逆らえなかったのだ。その上、エルフは王族出身であることが身辺調査で暴露されてしまい、地位を利用されそうになる。この窮地を救うのが我らがおじさんであり闇の剣により契約を強制解除させ、原因が借金だと分かると指輪の現物を渡し指にはめてあげるのであった!~HAPPY END~・・・。とはならず、これには指輪に執着していたツンデレエルフさんがブチギレ。その反動で足場が崩れ泥沼に落ちてしまうのだがこれが功を奏し全てが有耶無耶になるのであった。毎日風呂に入る派のおじさんは1か月風呂に入らないというエルフを見てドン引き。二人で温泉に行くことなった。
ツンデレエルフさんかわいいね集①
ツンデレエルフさん可愛いね集②
ツンデレエルフさんかわいいね集③
おじさんは寄生獣を調査するため腹部をまさぐる
祭壇に祀られた魚のお頭/ピザうまそう

異世界おじさん感想まとめ