華満らんは食レポが趣味であり、将来はグルメインフルエンサーになりたいと思っていた。
だが職業として確立されておらず経済的にも安定していない危険性も分かっていた。
日本では新卒で終身雇用され年功序列賃金の下で退職金と厚生年金を貰うのが一般的だからだ。
苦悩するらんだが、実家の町中華にフードファイターとグルメレポーターが取材に来ることに。
らんは店の紹介を頼まれるのだが緊張して失敗し、いつものような食レポができなかった。
落ち込むらんに対し、レポーターの女性は1万回失敗しても諦めない心を説き、らんを励ます。
また彼女はノートにびっしりと勉強しており、諦めな心を裏付けるための努力を知ることになる。
らんはバトルにおいても仲間が拘束されらんのソロバトルになり戦闘力が低いため苦戦を強いられる。
それでも絶対に諦めない不撓不屈の精神を発揮し、見事拘束技を打ち破るのである。
(ちなみに最初に解放された和実ゆいは必殺パンチのもと一撃でここねとあまねの拘束を破った)
戦闘後らんはレポーターに助力を求められ一緒に杏仁豆腐の食レポに成功し夢を確たるものにする。
プリキュアシリーズでいつも語られる絶対に諦めない思想


- 華満らんの劣等意識と自己肯定感の低さ
- 華満らんは町中華の娘。彼女は食レポが趣味であり、美味しい食べ物を他者にも伝えたかった。だがかつて周囲から変人扱いされ孤立化した過去があり必死にパンピーを装って生きて来た。だがプリ活を通してようやく自己を出せる強さを得たのであった。だがしかし将来の夢を聞かれると、おいそれと自分を貫き通すことはできない。らんはグルメインフルエンサーになりたいと思うのだが、そんなことで長い人生をやっていけるのか?現代日本においては大学を卒業し、そのまま新卒として採用され、終身雇用に守られる一方で社畜として忠誠を誓い、年功序列賃金(だけ)を仕事のモチベにしながら、退職金にありつき、厚生年金を貰って老後を過ごすというパターンが美徳とされるからだ。まぁらんのお家は町中華なので既定の価値観に縛られることも一般家庭よりは少なそうだが。しかしまぁ職業として確立されておらず経済的にも不安定な道へ進むことに躊躇するのは当然のことであった。またらんは自己肯定感が低く自信もないため、道のセカイへチャレンジすることに臆病になっていたのも確かである。


- グルメレポーターお姉さんの水面下での努力
- らんは実家の町中華がテレビ取材されるが、父は空回りしてオヤジギャグを飛ばしまくったため降板。らんにお鉢が回ってくる。いつもならスラスラと口上を述べられるらんだが、緊張のあまり失敗に終わってしまう。ショックを受けるらんはやはり自分はグルメインフルエンサーになどなれないと落ち込む。そんならんを励ますことになるのがグルメレポーターのお姉さん。彼女は明るくノリノリでレポートをしているが、その研究ノートはびっしりと埋め尽くされており、水面下では必死に努力をしているのだった。この努力に裏打ちされているからこそ、お姉さんは1万回失敗しても諦めないとの強さを持っているのだ。彼女はらんに不撓不屈の精神を説いて激励する。
- けど誰しもがそんな諦めない心を持てるわけがない。なにかきっかけが必要である。らんの場合は(プリキュアという作品なので)バトルであった。今回の魔獣戦ではらん以外のプリメンは拘束技に閉じ込められる。らんは戦闘力が低いため苦戦を強いられ、拘束技を解こうとしても火力が足りず破壊できない。それでもレポーターお姉さんの教えを思い出し、なんども技を放つのだ。涓滴岩を穿つ!諦めずに技を放ち続けたことでヒビを入れることに成功し、和実ゆいは拘束から脱出する(和実ゆいの圧倒的腕力により、ここねとあまねは即座に救出された)。
- 魔獣浄化後、らんはグルメレポーターに誘われ、再び食レポに挑戦することに。失敗したらどうしようとビビるらんにお姉さんは優しくサポート。またレポート対象の杏仁豆腐の美味しさにより緊張が吹き飛んだらんは、いつものようにスラスラと言葉が湧き出て来た。お姉さんはそれを拾ってあげて、二人で楽しくレポートし、テレビ取材もバッチリOK。こうしてらんは何度失敗してもいいんだということを学び、諦めない不撓不屈の精神で立ち上がり、自分の夢を確たるものにできた。






