【感想】キミプリ37話「破局した男同士の友情の絆を紡ぎ直す存在としてのキュアアイドル」

全日本女児たちに濃密な男×男の友情の尊さや魅力を植え付けてくる回。薔薇兄弟。
カイトさんがアイドルになったきっかけはアイドルに誘ってくれた親友がいたからであった。
親友の名はカズマといい、カイトさんの歌に惚れて一緒にアイドルしようぜと誘ってくれた。
以来二人で特訓に励み、オーディションを受けたが結果はカイトさんのみが合格した。
その時手を振りほどいて去っていったカズマをカイトは追いかけることができなかった。
悔やんだカイトは歌が届くようにと真摯に心を込め、結果としてますます評価されていった。
闇落ちしていたカズマはカイトの心の闇を知ると魔獣化の素体としプリキュアたちに襲い掛かる。
破局した男×男を癒せるのは光之美少女の存在でありカイトさんのために新たな力を得る。

男同士の友情の破局から絶望する彼氏を救うのが光之美少女というワケ

男×男の濃密な絡み
  • 男たちの友情の破局
    • 今回の主役はレジェンドアイドル・カイトさん。カイトさんは咲良うたにとって憧れの存在であり、ヒヨッコアイドルだった時から何かと目をかけてもらい可愛がられていた。カイトの薫陶を受けた咲良うたはメキメキと成長すると共に、時折憂いの表情を見せるカイトに気づくようになり、彼には笑っていて欲しいと願うようになる。ではなぜ一体レジェンドアイドルにも関わらずカイトさんは悲しそうな表情を浮かべるのだろうか。今回のシナリオではこの一端が明かされることになる。
    • カイトに声をかけようとしても手を伸ばせなかった咲良うた。そんなうたを励ますのは周囲の仲間たちの存在。自分は一人ではない、だからこそ勇気が持てるんだ!背中を押されて再チャレンジする咲良うたは、カイトに話しかけることに成功。寂しさにかられていたカイトは心が弱っていたため話を聞いてもらいたかったのであろう。自分を慕ってくれる可愛い少女につい開陳してしまう。ここから始まるカイトの過去。歌が好きだったカイトだがアイドルになる気などさらさらなく歌えればそれで満足していた。そんなカイトをアイドル道に引きずり込んだのがカズマの存在。カイトの歌声に惚れ込んだカズマは、彼をオーディションに誘い二人で特訓を始める。同じ志を持ち、二人で特訓した日々は薔薇兄弟的な感情を育て男同士の友情を育んだのである。オーディションの直前二人で手を絡めて心を重ねるシーンは女児たちの心を掻っ攫っていった。こうして腐女子たちが生まれるんだろうなァ。
    • だがしかし、オーディションに合格したのはカイトだけであり、カイトは落第したカズマに声をかけることができず以来音信不通になってしまった。カイトが歌うのはカズマに声を届けるためであり、だからこそレジェンドアイドルと持て囃されても自分の地位に慢心せず、実力をさらに伸ばし続けることができたのである。ある意味、カイトの魅力の根源の一つに負の感情があったのかもしれない。

 

カイトの救済者としてのキュアアイドル
  • 悲しげな男性を救う光之美少女
    • 心が弱っていたカイトは咲良うたに自分の心情を吐露してしまうが、それを敵組織幹部に知られることになる。彼がカイトさんのトモダチだということは伏線が張られていたので、大方視聴者の予想通りの展開。オーディションに落ちたカズマは闇落ちして悪の組織に流れ着いた結果、人々の心の闇に執着し、それを増幅させて破壊行動を行うことでしか自らを慰めることができない哀れな存在と化したのであった。カイトの心の闇を知ったカズマはそれを利用しない手は無い。長年熟成されたカイトの心の闇は、これまでとは比べ物にならないほどの強さを誇る魔獣の素体となり、プリキュアたちを苦しめていく。だがカイトのことを強く想う咲良うた(キュアアイドル)は新たな力を得て強化フォームに変身。見事魔獣を浄化しカイトを救うことになる(強化フォームのソロライブ浄化シーンは新曲が良かったよなぁと思ったのは私だけではないハズ)。
    • こうして無事にバトルシーンも終わり、カイトとキュアアイドルのイチャラブ場面へ。キュアアイドルはカイトさんに笑っていて欲しいとその想いを伝えるのだが、キュアアイドルの可憐な笑顔がカイトをして咲良うたを彷彿せしめるのである。まさかキュアアイドルは咲良うたなのか?と正体バレフラグが立ったところで今回はお開きとなった。
咲良うたとキュアアイドルをダブらせるシーン
バトルにおけるリョナラれシーン
強化フォーム
強化フォームでのソロライブ

プリキュア感想まとめ