【感想】ゴブスレ2期1話「姉をゴブリンに殺された少年魔術師、イキリ散らかしギルド全体から白眼視される」

ゴブリンを殺すんだと息巻いて喚き散らす少年魔術師を登場させ女神官とパーティーを組ませる話。
時間軸は2年目の春に成り新人冒険者がわんさかと集まりギルドに登録をし始める。
ゴブスレさんはその異様な存在感から衆目を集め陰口を叩かれるがそんなことはいざ知らずゴブリン退治。
そんな新人の中に一人でゴブリンを殺すんだと喚き散らしながらも何も行動に移さない少年魔術師がいた。
ゴブスレさんは言葉足らずではあるが過去の自分とダブる所があり宿の無い少年魔術師に親切にしてやる。
だが少年魔術師は恩を仇で返すかのように昇級に失敗したゴブスレの連れである女神官に突っかかってくる。
少女だけでなく神官全体を馬鹿にする発言はギルドの人々を敵に回すことになってしまう。
そのような空気の中、女騎士の提案により女神官をリーダーとし少年魔術師とゴブリン退治をせよと提案がなされる。

やっぱゴブリンを殺す描写がカットされると味気ないよな。1話に1回はゴブリン殺して欲しい

ゴブスレさんのヒロイン達3人衆

さまようよろい(ゴブスレ)とホイミスライム(女神官)のコンビで一世を風靡したゴブリンスレイヤー。2期目になり話の軸は女神官サイドへと変わっていく。女神官は冒険者として2年目に入り昇級の機会に恵まれた。だがその功績は手練れの仲間達と一緒によりもたらされたものであるとして、昇級に失敗してしまう。彼女の昇級の話に絡めるカタチで、もう一人のキャラとして少年魔術師が用意され、彼が狂言回しとしてシナリオを動かす原動力となる。この少年は一人でゴブリンを殺すんだと息巻いているのだが、何も行動に起こせず、路銀が尽きて宿も取れずギルドの片隅に寝泊まりするまでに陥る。そんな彼に情が湧いたのか、ゴブスレさんは自分の納屋に少年魔術師を連れて行き一夜を過ごさせてやることにする。こうして少年魔術師を通してゴブスレさんの嫁たちが紹介されていく。神官ちゃん、ちひろさん、牛飼娘などゴブスレさんを慕うヒロインはいっぱいいるのだ。
 

ゴブスレ的アドバイス~メモは取るな、寝る時は片目で、ネズミ退治でもしていろ~

ゴブスレさんは無口ながらもゴブリンを殺す方法を婉曲的に少年魔術師に教えていた。メモを取るな(それがゴブリンに取られたら対策をされるから)、片目を開けて眠れるようにしろ(ゴブリンはいつ襲ってくるか分からないから)、ネズミ退治でもしておけ(経験値を積んでレベリングしろ)などなど。しかしそれらのアドバイスはゴブリンのことを何も知らない新米には己を愚弄することとしか思えなかったのである。そのため少年魔術師は色々とよくしてもらいながらもゴブスレさん一味に喧嘩を売ってしまう。女神官が昇級に失敗したと知るや否や、大声で馬鹿にしてくるのである。しかしこれは女神官への個人攻撃ならまだしも神官そのものに対する悪口であったため事件は大きくなってしまう。ギルド全体から蔑視を向けられた少年魔術師はタジタジとなる中、事態を収めるため女騎士が提案を出す。それは女神官をリーダーにし、少年魔術師とパーティーを組んでゴブリン退治をするというものであった。少年魔術師がゴブリンに拘るのは才女であった魔法使いの姉がゴブリンに殺害されたため。そしてその女魔法使いは、女神官が初めてパーティーを組んだ時の仲間であり、クエストに失敗したトラウマを呼び起こすこととなる。女神官ちゃんが精神崩壊する姿が今から楽しみですね。
 

女騎士の提案で女神官をリーダーに少年魔術師とパーティーを組む

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