補習組3人衆の友情物語。夕日に向かって落ちこぼれだけどアイドルになろうねと誓う話。
初めて邸宅に友達を招く千奈だがこれまで友達がいなかった広は友達の定義に悩む。
千奈は真っ直ぐに好意を伝え広を照れさせ、佑芽はそれを羨ましがる。
補習組3人衆はイイ感じに友情を築いておりスットコドッコイな漫才を繰り広げる。
昼食後にドッジボールしようよと佑芽が提案し千奈は恐れ、広は乗り気になる。
ラストは1日のレッスン終わり。広は佑芽を学園一馬具の似合う女とおだてる。
千奈は二人に仲間意識を抱き、今はまだ落ちこぼれだがアイドルになろうねと夕日に誓う。
補習組3人衆の間に芽生えた友情
友情!努力!!勝利!!!補習組3人衆が交流を深め絆を紡いでいく話。千奈は邸宅に佑芽と広を招く。曰く、友達を初めて招待したのでドキドキワクワクなのだとか。だがここで広から友達?とツッコミが入る。これには千奈と佑芽もビックリ。だがよくよく聞いてみると広にはこれまで友達がいなかったのでよく分からないのだと言う。佑芽も千奈も広のことが大好きだから絶対友達と言うのだが、尚も広はどんなところが好きなのかを聞いて来るのだ。フツーだったらここでたじろいでしまうかもしれない。だが我らが千奈は間髪入れずに広の良い所を具体的に述べるのだ(※千奈は好きな所の一つに成績が近くて話が合うと述べるのだが、後に千奈は分からない所が分からない程学力が低下していたことが判明する)。千奈の真っ直ぐな好意に広はドギマギし、佑芽に助けを求めるのだが……なんと佑芽は広を羨ましく思い、自分の好きな所を言ってよと話題がウヤムヤになる。
続いて昼休みの過ごし方。佑芽は小学生男子の如く、早く昼ご飯を食べて外に遊びに行こうとか言い出す。だが千奈は以前佑芽と遊んだ時に殺人ドッジで死にそうな目に遭っていた。そのため断ろうとするのだが、なんとそれを聞きつけた広は興味を持つのである。流石のマゾ属性。困難の匂いがしたらやってみたくてたまらない。だがドッジボールですら骨折することもある。いわんや篠澤広においてをやである。千奈が広の頑固さに呆れキャイキャイ騒いでいたが、佑芽の関心はもう食事に向いており、ご飯にしようよと呼びかける。いや佑芽がドッジに誘ったんじゃなかったんかい。欲望に忠実な女である。
ラストは全自動篠澤広運びマシン佑芽。1日のレッスンが終わり充実感を抱く佑芽と疲労困憊な千奈広コンビ。広は動けなくなった運んで欲しいと佑芽に頼むのだが、佑芽は自分が乗り物のように思われていると感じ不服を抱く。だが佑芽の性格を良く心得ている広は褒め殺し。佑芽をおだてて気分良くさせるのだ→→「佑芽はすごい。たくましい。素敵。学園で一番、馬具が似合う女。」広に褒められた佑芽はデレッデレになる。・・・馬具が似合う女!?千奈はそれを見てあんまり褒めていないと思いますわと冷静にコメントしていた。そんなこんなで一しきり漫才を繰り広げた後、夕焼けの中、家路につく。千奈は佑芽と広にまだまだ落ちこぼれだけど絶対にアイドルになりましょうねと夕日の誓いを交わす。