【感想】学園アイドルマスター「1年2組のアイドルたち」(2024/09/11)を読んだ。

御存知補習組3人衆(千奈・広・佑芽)と秦谷美鈴が仲良くなる馴れ初めを描く話。
補習組3人衆は彼女たちだけで空間を形成しているので1年2組があったんかい!?という印象。
最初の出会いの際、入学試験の最下位争いをしたことで補習組3人が仲良くなる描写がなされた。
また補習組3人の気さくな態度によりワケアリの美鈴がクラスに受け容れられていった。
広と美鈴はクラスのお荷物となっていることを心苦しく思っており、懇親会を開こうとする。
だが美鈴のにおいを嗅ぎつけてやってきた佑芽&千奈にもばれ4人で企画・運営することになる。
スチルを見ると他生徒は制服着てるのに補習組3人は着崩し&私服という破天荒さが目立つ。

補習組3人と美鈴の出会いと関係性深化が描かれる!

最下位争いを繰り広げる補習組3人衆
  • 補習組3人衆の出会い
    • 一部のユーザーからは信号機(咲季手毬ことね)に対してズッコケ3人組と言われている千奈広佑芽。彼女たちは補習組で仲が良く、その友情が描かれて来た。富裕階層の御令嬢であり世間知らずの千奈、飛び級して得た研究職としての地位や名声を投げ捨てた広、過干渉な姉に管理されながらも明るく元気な大型犬アホの子の佑芽という3人が交友を深めていく姿は大衆に広く受け入れられた。そんな3人は最初どのようにして出会ったのか。まず初めにその一端が描かれた。3人の馴れ初めは入試ワースト3であったこと。最下位の千奈、ブービー賞の広、補欠入学であり合格すらしていないと豪語する佑芽が不思議空間を形成していく。

 

中等部時代の伝説によりクラスで怖れられていた美鈴
  • 補習組3人衆と美鈴
    • そんな補習組3人衆であったが、続いて秦谷美鈴と交流を持つことになる。彼女は中学時代に問題を起こしており、クラスから腫れ物扱いされて、居場所が無かったのである。そのため手毬の様子を見に行って時間を潰しては教室に戻れず校内の片隅で狸寝入りをキメていたのだ。そんな美鈴であったが、千奈広佑芽に巻き込まれながらクラスにも馴染んでいく。早々にクラスからハミダシてしまった美鈴を見つけるのが特異な身体能力を誇る佑芽。なんと彼女はそのバイタリティで校内を探し回り、凄まじい視力で遠方から美鈴を見つけ出し、クラスに連れて来るのだ。そしてこれまた凄まじい聴力によりクラス内のヒソヒソ話を全て吸い上げ、それを真っ直ぐに美鈴にぶつけていく。下手したらこれ佑芽の方がイジメの対象になりそうなものだが、ここは優しいセカイ。どこまでも明るい佑芽がおおっぴらにすることで、美鈴に対する誤解や偏見が融けていくという構図になっている。(グッズの団扇でファンを叩いたという噂話について、美鈴が私は叩いていないと述べていることから多くのプレイヤーは手毬……となったことだろう。もしくは賀陽燐羽の方かもしれないが)。また広が新選組ヲタクであることも判明。美鈴や手毬の青いユニットカラーを新選組みたいと評し、団扇叩きを芹沢鴨みたいとコメントした。

 

美鈴と広の懇親会企画
  • 懇親会の企画
    • ラストは懇親会の企画について。美鈴は1年1組が険悪な雰囲気であることを見て内心喜んでいた。だが佑芽の予想通り仲を結束し始めたのである。それを見た美鈴はショックを受け、手毬が自分以外に仲良しの友達を作ったことに嫉妬し始める(広はこれを聞き重いとドン引き)。そんなわけで美鈴は自分も友達を作って手毬に見せつける事にする。一方で広も自分が1年2組のお荷物になっていることを心苦しく思っており、自分だけが辛い思いをするのならいいが、クラスの足を引っ張るのは本意ではないと思っていた。こうしてクラスの厄介者だった二人は手を組み、懇親会を企画して1年2組の仲を深めようと考えたのだ。だが犬のように鼻の良い佑芽は美鈴の匂いを嗅ぎつけて来て、佑芽と千奈も企画に加わることになる。今回のハイライトは美鈴の匂いに話題が及んだ時に広が彼女を風呂に入っていない扱いした場面。体臭を気にする美鈴が顔を赤らめ入っていますと声を上げるシーンがおススメだ。おっとりしていて常に余裕派な美鈴が焦った瞬間であった。

その他見どころ

這い上がる決意をする3人衆
美鈴のにおいを探す佑芽
美鈴、風呂に入っていない疑惑
広佑芽告白タイム
地道な努力しかないと気付く千奈
手毬のへの激重感情を語る美鈴
1年2組のアイドルたち

学マス感想まとめ