【感想】こづかい万歳59話「ブラウザで完結してくれ~アプリ入れるの面倒~」

今回は会社嫌いなリーマンがレンタサイクルでの帰宅に喜びを見い出すという話だった。
だが作者はのっけから借りるのがメンドくさそうと否定から入る。
これに対してこづかい超人はいかにレンタサイクルが借りやすいかを熱弁してくれるのだが……
その前提としてアプリのDLがあり、もうそれでハードルになって借りる気無くすんだよなぁと。
世の中総アプリ時代。何でもかんでもアプリ入れろで、もうスマホタブレットはパンパンよ。

どんなサービスであれ、まずアプリを入れろっていう段階で使ってみる気を無くすんだよなぁ……

そもそもアプリ入れるの面倒

今回の話の内容は、会社が嫌すぎるリーマンがレンタサイクルを使っての帰宅に喜びを見い出し人生にハリが出た姿が肯定的に描かれる。おそらく会社大好きおじさんがバズったので、会社嫌いおじさんを登場させたのであろう。だがイマイチ漫画にキレが無いのは、最初の段階でもう既にレンタサイクルに興味を失うから。その理由はアプリのDLにあった。この漫画の特徴として意気揚々と自慢げに語るゲストのこづかい超人に対して、作者がめんどくさそうとツッコミを入れることで、話をより大きく展開するというパターンがある。今回もレンタサイクル借りるのめんどくさそうと作者が述べると、こづかい超人はペラペラといかにレンタサイクルを借りるのが簡単かを熱弁してくれる。だがその大前提としてアプリのDLとクレカが必要となるのである。クレカはまだ良い、汎用性あるから。だがその会社のレンタサイクルを使うためだけに個別のアプリをDLするのってすごく面倒に感じる。バイアス。ハードル。全然ユニバーサルデザインじゃない。近年は何でもかんでもアプリ入れろの大合唱。スマホタブレットはパンパンになってしまう。レンタサイクルの利用くらいブラウザでできないもんかね。読んでてこの作者先生も絶対アプリ入れないし、レンタサイクル使わねぇだろうなって感じだった。

ブラウザで完結してくれ

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