- 世界経済概念について
- 近代世界システム―16Cにその起源
- 世界=経済とは?
- 分業+資本・労働+諸財の交換が行われているような大規模な地理的領域
- 単一の政治構造によって境界づけられていない
- システムとしての資本主義
- 「無限の資本蓄積」を優先するシステムが現れてはじめて、資本主義のシステムの存在いうことができる。
- 世界=経済とシステムとしての資本主義
- 近代世界システムに埋め込まれた諸制度
- 市場
- 市場で競争する企業
- 国家間システムを成す複数の国家
- 家計を構成する世帯
- 階級
- 身分集団
- コンドラチェフ循環
- 主導産業が独占に準ずる状況にあるときには世界=経済は拡大し独占の程度が低下すると世界=経済は縮小するという過程
- A局面:主導産業の正常な展開=独占がゆっくり溶解していく過程
- 独占の溶解⇒雇用の拡大⇒賃金水準の引き上げ
- 企業の参入⇒価格競争⇒利潤率の低下
- B局面:世界=経済の停滞や後退
- 失業率の上昇⇒コスト削減⇒生産過程の移転⇒相対的に低賃金であった半周辺に進出
- 中核地域に圧力となり賃金の低下⇒消費者の稼得の現象が有効需要の不足を生み出す
- A局面:主導産業の正常な展開=独占がゆっくり溶解していく過程
- 主導産業が独占に準ずる状況にあるときには世界=経済は拡大し独占の程度が低下すると世界=経済は縮小するという過程
- コンドラチェフ循環の長期的趨勢と漸近線