こいとれ 穂村恋子シナリオの感想・レビュー

こいとれの恋子先輩シナリオはチェスやって強姦。
いやいやこれは端的に示しただけでちゃんと恋子先輩の過去話とかもありますよ。
他のシナリオよりは短めで、恋愛部発足の由来や恋が出来ない裏事情がメインとなります。

穂村恋子のキャラクター表現とフラグ生成過程


恋子先輩は容姿端麗才色兼備な完璧超人な理論家さんで相手を手玉にとって物事を考えるタイプ。そんな恋子先輩だが自分の恋の体験談となると巧妙に煙に巻き語りたがらない。当初、遊は恋愛部発足の理由を聞くために、恋子先輩と勝負をすることになるが、そのうちに恋子先輩自身にのめり込むようになっていってしまう。その勝負の方法とはチェスで、強くなるに従い次第に恋子先輩の好感度も上がってくるという寸法さ。好感度上がれば過去語り発動は必須で物語の裏舞台を語ってもらおうじゃないの。恋子先輩は中学時代に家庭教師の男に恋をし、彼を落とすために策謀をめぐらし処女を散らすことに成功した。しかし、家庭教師の彼は恋愛に真面目であったため、恋子と恋人になること能はず、辞職したのであった。恋子の下に残ったものは、教えてもらったチェスとたくさんの恋を知れとのアドバイスであった。



そうして恋子先輩は男漁りをするようになったが、恋子先輩はただ恋をすることを楽しむことだけを主眼としていたので、何人もの男を貪っても満足できず、ヤッては別れ、ヤっては別れを繰り返していた。だがそんな自暴自棄な生活から恋を理論的に考えてみようということになり、カナ先輩の恋に対する純粋さに惹かれ恋愛部を発足させたのであった。それを聞き出した遊はなにかと論理立てて恋を拒もうとする恋子先輩を強姦する。頭で分かりたくないのであれば身体に刻みこんでやると屋上青姦レイプ。恋人なんて理想じゃないんだから傷つけあったっていいじゃない。その時ごとに二人で取り組んでいけばということで、恋に遠ざかっていた恋子先輩のトラウマ解消でオープンハート。俺たちの恋愛はこれからだ!!ということでハッピーエンド。作品全体の総評としてはやっぱり「うたは姉さんゲー」でした。うたはシナリオが突出していたのもあるけど、登場回数と内面描写、遊との傷つけあいなんかが秀逸。星空のメモリアから入ってライター買いでしたけど、コストパフォーマンス的にも十分楽しめた。なかひろの他作品も評価が高いのはチェックするかもね。