雑録

死神の接吻は別離の味 新島ほのかシナリオの感想・レビュー

『死神の接吻は別離の味』のほのかシナリオも主題は変わらず女の為に生を肯定するはなしだ。
取られる物語の筋書きは、ほのかが親友の想い人に惚れてしまい寝取って結ばれ、親友ヤンデレ化。
ほのかのキャラクター表現は可愛いけど、やっぱりシナリオは淡々としていて短い。

新島ほのかのキャラクター表現とフラグ生成過程


新島ほのかは明るくひたむき。主人公の誠に好意を抱きつつも親友の想いを図って自分の懸想を押し殺しちゃうの。だけど。溢れる乙女心は止まらない。誠はほのかのお家が経営するビデオ屋でバイトをしているのだが、二人の共有する時間は想いを募らせてゆく。バレンタインにマフラーを渡したいな→だけど風邪→看病で告白という流れ。雫シナリオでは、結構死んだ女の呪縛でぐちぐちと悩む誠くんですが、ほのかシナリオではあっさりとしたもの。ほのかに直接告げるのではなく、雫が教えたということになっており、あっさりと死を乗り越える。このシナリオで問題となるのは、ほのかの死期が明確に示され、その時までに誠がどのように生をもがくのかというのが焦点となる。



今まで人生どうでもいいと思ってた誠は好きな女の死を回避するために盲目的な生への意志が宿る。女のためになら生きられると自己肯定されました、女から承認されました、女に生存理由を見出しました。死期を乗り越えるため、ほのかと乳繰り合う日常描写が行われる。ほのかの死の原因となるのが、親友のヤンデレ化。この親友さんは、キャラそのものというよりも物語の装置としてヤンデレ化させられてしまったという臭いがプンプンと感じ取れてしまいます。しかも結局は、ほのかの聖人君子スキルが発動しパターン「性善説」によりヤンデレ解放。まぁここで重要だったのが、ほのかの為に誠が一生懸命になれるかどうかであったこと。ほのかの為ならなんでもできると生への喜びを見出しエピローグ花嫁CGでハッピーエンド。