大学の時の倫理学の教授の影響で映画をたまに見る。
何を見るかはその時に適当に決める。
今回はクラウドアトラスとやらを見た。まぁつまらなくはない。
いかにも左的な反体制のお話でこういう内容は嫌いではないわな。
るーすぼーい(車輪とかG線のライター)とかのエロゲにありそう。
管理コントロールされた安寧な束縛された秩序から自由を求めて反旗を翻す。
扱われているモチーフは以下の通りで、各種場面転換をしながら解放運動へと繋がっていく。
- 同性愛
- 同性愛者のため世間から異端扱いされた青年が己の虚栄心を満たすために、音楽を譜面に落とすお仕事に就く。結果、名作を作り出した上で自殺。自分を認めてくれない社会に対して、芸術によって名を残すという一種の解放運動とまぁ捉えることも出来るのではないか。
- 老人ホーム(現代家族論)
- クローン複製人種
- 近未来韓国。クローン複製人種は純血種たる人類に奉仕させられる存在となっていた。その複製種は自明のこととしてルーティンワークを受け入れていたが、ひたすら従属するだけの人生に対して疑問を抱くようになる。で、複製種はその役割を全うしたあと解体されタンパク質源となることが分かり、こんなシステムぶっこわせと反乱を起こす。