ハルキス(体験版)の感想・レビュー

戯画のキスシリーズ4作目は偽装恋人×俺TUEEEモノ。
周囲の評価は低いが実は最強伝説でギャップにカタルシスを感じさせるのも固定ジャンル化してきた。
主人公くんは柔道を破門され燻っていたが留年の危機を乗り越えたことで改心。
高2の春からは更正し、学園生活を頑張っていた。
悪い男に言い寄られている体育会系腹黒ロングを救った所、偽装恋人フラグ発生。
燻る挫折系武道主人公が立ち上がると書くと『こんぼく』と同じようなノリ。

体験版概要


  • ダメ人間とされる主人公くんはフツーに好青年
    • 作中で主人公くんはダメ人間と称されています。高1時代は成績も振るわず日常をボーッと過ごす毎日。しかしプレイヤーが読むことになる現在の時間軸(高2)ではその面影はなくフツーに好青年しています。それはなぜでしょうか?なんでも高1時代に進級の危機に陥った際、留年をかろうじて逃れられたことをきっかけに、改心するようになったのだとか。そして高2に進級後は、親戚の姉妹が、一人暮らしで堕落していた主人公くんを引き取り、世話を焼いてくれることになりました。その恩義もあって主人公くんは生活態度を改善しようと努力をしていきます。そんな主人公くんが偶然男に言い寄られていた文武両道の腹黒ロングを救出することになります。そして偽装恋人の関係を築くことになり、物語は動き始めます。



  • 主人公くんの過去×ワケアリモトカノ×計算高いメインヒロイン
    • 「偽装恋人」モノはもはや手垢のついたテーマであり同工異曲の量産品が数限りなくあります。そんな中『ハルキス』がどのようにして他作品と差異化しているかというと、「主人公くんのワケアリな過去」をシナリオの原動力としています。計算高いメインヒロインが知略を巡らして主人公くんが隠しているアレコレを推察していくなかで、物語に対して読者の興味をかき立てるという仕組みになっています。特に主人公くんのことを分かっているサイドである従姉妹やワケアリのモトカノにメインヒロインが対峙していくことによって、一種の謎解き要素?が働いて主人公くんのことを何も知らないヒロインの魅力が引き出されていくという寸法ですね。そして一番の隠し要素が主人公くんの道場破門フラグ。主人公くんはなぜ長年熱心に励んできた道場から破門をくらってしまったのか?またワケアリモトカノが膝を壊して柔道を辞めた経緯とは?そして主人公くんと義妹の家族問題にはどのような謎があるのか?様々な謎がちりばめられ、プレイヤーの好奇心を喚起したところで体験版終了。