サービス産業なので、どうしても合う合わないはあるわけだが、わざと聞こえるように陰口を叩かれるのは辛い。というおはなし。

塾講はサービス産業である。講師は吐いて捨てるほど存在し、その中で生き残りをかけて日夜戦いが繰り広げられている。講義だけでOKの塾は結構よい方だと考えてよろしい。酷い所だと担当生徒とかクラス経営とかある塾もある。それはチューターがやってください・・・というわけにもいくまい。しかしどんなに最善を尽くしたところで、所詮は人と人。合う合わないは必ずある(超人気講師の方にもアンチはいる)。良薬口に苦し。批判を真摯に受け止め、自分でも改善出来るところはできるだけ改善するようにしている。しかしアンチの言うことをイチイチ真に受けて、自分の良い所を削ってしまっては本末転倒であろうよ。


そのような中で、直接面と向かって言ってくれる受講生はまだ良い。授業評価アンケートで書いてくれる受講生も大切にしたほうが良い。一番厄介なのは、わざと聞こえるように陰口を叩く受講生である。対処のしようがない。成績が伸びないことや果てなき受験勉強のストレスを講師に転化し、クレームをつけること自体が目的となってしまっている。このような手段が目的化してしまった生徒は陰口を叩くことが受験勉強する理由となってしまっているので、いくら道徳やモラルや生活習慣を説いたところで何ら効果がない。


言いたい人には言わせておけば良いという境地は遠い。