いつものfrontwingの分割商法。ななかまい先生原画の埼玉県川越市ゲー。
ツン系クール少女と東武東上線で登下校を共にするのがウリ。
体調不良で倒れていたヒロインを家まで送ったことを契機に関係が始まる。
相変わらず校内では無視されるが、登下校中に会話を交わすようなる。
クール少女が孤高を気取っていたのは所作を気にしてのことであった。
おばあちゃんっ子であったヒロインは振る舞いや語彙がBBAっぽかったのである。
体験版では落雷による電車ストップで車両閉じ込めの危機の所までプレイできる。
在田川鳰(ありたがわ・にお)のキャラクター表現とフラグ生成過程
- 田舎のローカル線で登下校を共にするシチュがウリ
- フラグ形成の契機 体調不良のヒロインを実家へ送り届けろ!
- 主人公くんはお人よしで電車内でお年寄りを手助けすることがしばしばありました。在田川さんはそんな状況を目にすることもあり、主人公くんの気質を知っていきます。そして決定打となるのが、在田川さんが体調を崩した時でした。ベンチに横たわり動けなくなっていたところ、周囲の人々は遠巻きにして茶化すだけでしたが、主人公くんは救いの手を差し伸べるのです。地元のかかりつけの医者にこだわる在田川さんに付き合い、家まで送り届けてあげるのでした。このことが直接のきっかけとなり、フラグ形成が始まります。主人公くんのバイト先にやってきた在田川さんが、主人公くんと後輩ちゃんが付き合っていると勘違いしてしまったり、それが誤解だと知って安心したり、クールだった表情がクルクルかわりようになるところが微笑ましいですね。ハンガーのことを衣紋掛けと言ってしまったことから、所作がババくさいことがバレてしまい、それをからかわれるのが嫌で学校では孤高を気取っていることが判明する所はグッとくる展開です。
- 落雷事故とペットボトル
- ラストは落雷による電車ストップの事故。山中で立ち往生してしまったがため、代替輸送もできず長時間拘束されることに。そこで在田川さんは尿意に苦しむことになってしまうのです。幸い車両にはトイレがついていたのですが、運の悪いことにトイレには列ができ一向に空く気配がありません。そしてついに尿意決壊寸前!このままでは座席がアンモニア水でビショビショになってしまいます。そんな折、主人公くんの手には空のペットボトルの容器が!!しかし在田川さんは動いただけで漏れてしまう状態にまで陥っていました。ここまで来たら主人公くんがどうするか分かるな!?といったところで体験版はお開きになります。シナリオ担当である保住先生らしいオチでしたね。
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