雑録

どっちのiが好きですか 体験版 Ver1.00の感想・レビュー

ナンパ師ゲー。高2の男子が彼女を作って夏休みを謳歌しようと試みる話。
本作のウリは女性上位か否かを選ぶ事ができ、1人2ルート攻略できること。
攻略対象はS系生徒会長、アホの子元気後輩、活動的肉体派先輩、北欧ハーフお嬢様。
体験版では会長と北欧の2キャラで女性上位か否かのパターン変化が用意されている。
まぁ一番の問題はナンパ師系の主人公を受け入れられるかどうかだと思われる。

リードする/されるの2パターンの√が用意されているのがウリ

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  • ナンパ師系主人公くんを受け入れられるかどうか問題
    • エロゲ史の教科書を読むと、バブル期と失われた30年で恋愛観の変化があったことが指摘されています。バブル期までは男が女を口説き肉欲を満たすナンパ師ゲーが多かったのですが、バブル崩壊後の平成不況により純愛系の作品が大きく成長し泣きゲー等の流行を生みました。ノベルゲーの主人公像もどちらかというとアウトサイダーが多く、攻略キャラとの関係性変化が丁寧に描かれ、そこからカタルシスを得るようなパターンとなっていました。そのため、安易に感動を得させるためにスナック感覚でヒロインを死なせたり、トラウマ解消の為に様々なコンプレックスを付与された攻略ヒロインがたくさんいました。時は流れ令和となり、また原点回帰したのか、それとも制作メーカーの企画者の意図か、本作はナンパゲーとなっております(HOOKSOFTは前作も明確に彼女作るぞ系でしたね)。本作の主人公くんは女にガツガツしており、女に持てるための努力も欠かさず、夏休みに彼女と一夏の思い出を作りたいと、ナンパに勤しむのです。まずこの主人公くんのキャラ設定を受け入れられるかがハードルとなっており、女を作ることに積極的な主人公像を好意的に見られるかどうかがポイントになります。

攻略ヒロインのキャラクター造形について

本作はリードするかされるかでパターンが変化しシナリオが2通り読めることがウリになっています。そのためキャラゲーであり、攻略キャラが重要になってくるのですが、ナンパとは言え完全に初対面なのは2人だけであり、残りの2人は顔見知りだったりします。ここではどのようなキャラクターが用意されているのかを見ていきたいと思います。

英摩耶(自己本位のマウント取りたがり系女子)

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  • ヒロインの1人目はクラスメイトの生徒会長
    • 主人公くんは女にモテるために必死であり、内申点を稼ぎ学校の成績も優秀、女の子には優しく接しようと心がける努力マンです。そんな主人公くんと内申点稼ぎを争っているのが生徒会長であり、学級委員の選挙で主人公くんに負けてしまったので内申稼ぎができなくなってしまったため、生徒会長になったという経緯があります。この生徒会長なのですが、ぶっ飛んだ性格をしており性癖はドSであり、嗜虐的傾向を持っています。主人公くんはナンパ中に後ろ姿に惹かれて不覚にも生徒会長に声をかけてしまうのですが、休日における生徒会長の一面を知り、好感度が上がっていくという寸法です。パッケージやタイトル画面を張るヒロインは、活動的肉体派ヒロインちゃんですが、体験版において一番活躍するのはこの生徒会長さんです。

 

上ノ山芽愛(アホの子元気系後輩)

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  • ヒロインの2人目はバイト先の後輩
    • アホの子元気系後輩。主人公くんは商店街の本屋でバイトしているのですが、そこの後輩というわけです。バイトに遅刻しまくるわ、底が抜けるので段ボールの下を持てと助言されたのにお約束のように底を抜かせてしまうわ、困ったちゃんっぷりを発揮してくれます。そして都合の悪いことが起こると、テヘペロとか言って誤魔化してくるのです。ナンパ中につい声をかけてしまった際にはゲーセンに行くことになり、そこでのUFOキャッチャーで1500円かけてぬいぐるみをとることになります。

 

種村小柚子(ホームラン=ゴリラ女)

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  • 3人目がメインヒロイン
    • パッケージとタイトル画面でデカデカと書かれている茶髪のキャラです。前代の生徒会長であり現在は高3の先輩。学園の人気者であり告白して来た男をバッサバッサと切り捨てていることで有名だとか。そんなメインヒロインは実は活動的な肉体派のキャラでした。学校での優等生っぷりは作られたキャラで実は脳筋だったのです。ナンパ中に川沿いに行くと原付に乗ろうとしているところを発見。自分が原付乗りであることを必死に隠そうとしますがバレバレ。そんなわけでデートすることになるのですが、最初に行ったのがボウリング。これは混雑していて次の場所へ。続いて行ったのがバッティングセンター。このデートスポットのチョイスで主人公くんはメインヒロインが肉体派であることを悟るのでした。案の定、肉体派先輩先輩はバッティングセンターで120キロの球をバシバシとホームランし、近所のガキンチョからはホームラン=ゴリラ女と尊崇の念を集めるほど。主人公くんは何とか鼻を明かしたいと思い、ストラックアウトで勝負。ここで主人公くんは趣味の釣りのロッドコントロールを鍛えるために投球練習に来ていた経験を活かし、ゴリラ先輩に完勝。男を魅せ、先輩に気に入られるようになったのでした。

 

四谷・グレンジャー・ハンナ(ミーハー歴女)

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  • 4人目が北欧ハーフお嬢様
    • 主人公くんの高校の川を挟んで向こう側の女子校に転入してきて以来、姫扱いされていることで有名になっているフィンランド出身のお嬢様です。このヒロインの妹が足を悪くしており、そこを助けたのが伏線となってきます。お嬢√ではナンパをした際に、この妹が仲を取り持つ装置となります。別のヒロインのルートだと本屋バイトで接客中の主人公くんが、勤務中にナンパしに行きます。いや、仕事なんだから客にタメ語で話しかけんなよとかいうツッコミはさておき、北欧ハーフお嬢様なのに日本の歴史ドラマ好きであることをからかわれたことから自分の趣味を恥じているヒロインの力になりましょう。好きなものは好きでいいんだよと肯定してあげればフラグは成立さ。一応、伏線として家族で問題を抱えていることが匂わされており、足が悪いイモウトとは仲良しであり一緒にリハビリに付き合うほどなのですが、母親が車で迎えに来るのに一緒に帰らないという伏線が張られています。

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