マップ移動で攻略対象に会いに行き会話して好感度を上げるキャラゲー。
ゲーム史の教科書では歴史を変えた重要な古典として取り上げられる。
従前の作品はあくまでもゲーム攻略が主体であってヒロイン攻略は副産物であった。
しかし本作品によりキャラ攻略そのものがゲームの主題になることが示されたのだ!
体験版では始まりの2日間をプレイすることができるがイベントは各キャラ1~2程度。
ノベルゲーに慣れた身からするとマップ移動してヒロインを探すだけでも一苦労。
ヒロインがゲーム攻略の副産物からその主体となったことが歴史的意義
- ヒロインを求めてひたすら追い回していく
- 本作品はマップを移動して攻略対象に会いに行き、そこで会話コマンドをしまくり選択肢を出して好感度を上げていくゲームです。プレイヤー自ら女の子に会いに行くことが何よりも重視されておりRPGのようにキャラを操作してマップ移動をすることが主軸となっています。リメイク版ではイージーモードがあり、マップのどこに誰がいるかが一目で分かり、フラグ管理画面によって何時になると会えるかも示されています。ここで驚きなのはイージーモードでこれということは、当時のプレイヤーの人々は総当たりでマップ移動したということを意味しており、凄まじい労苦が偲ばれます。
- キャラの雑感としては、タイトルが『同級生』なのに社会人キャラいまくりということ。いまでは社会人キャラの方が珍しくなりましたね。体験版は短すぎてキャラ特性をつかむ前に終了してしまいす。水泳部のキャラが着替えもせずに顔だけ出しに来ることに駄目だしをして諭すと好感度上昇。陸上部ヒロインは悪態をつきながらも主人公の馬鹿なおふざけに付き合ってくれるいいやつ。花屋の娘はなぜか主人公に好感度マックスっぽいし、幼馴染はわかってる感ムーブを出してきます。その他、担任教諭、養護教諭、キャバ嬢、OLが体験版でイベントのある人々。
- 攻略対象ではないのですが、敵役となる男キャラたちの個性が凄まじい。主人公にウザがらみしてくるガリベン君や、これまた主人公にウザがらみしてくるスカした成金ぼっちゃんなど、どんだけ当時の男キャラってウザがらみしてくるんねんって感じ。ヒロイン攻略において彼らが立ちはだかってくることが予想されますが、どんな立ち位置で出て来るのか気になる。ヒロインズよりも男キャラの方が気になってしまったよ。