タコピーの原罪 第12話「2022年のきみへ」の感想・レビュー

雲母坂母子が久世母子によりダブルで男を寝取られる話。
2022年の世界線α、自殺したかに見えたしずかちゃんは未遂に終わり生存していた。
まりなちゃんは東くんと付き合うようになっていたがそこへしずかちゃんが現れる。
しずかちゃんを垣間見た東くんは目を奪われソッコーでまりなちゃんを捨てるフラグ。
こうして雲母坂母子はダブルで男を久世母子に寝取られたのである。

まりなちゃんが子どもを作っても虐待に走ることは必至という皮肉

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ガラスがトラウマまりなちゃん
  • まさかのしずかちゃん生存!世界線αでは自殺しても未遂で終わっていた!!
    • 2022年の時間軸、まりなちゃん√の始まり始まり。タコピーに暴力を振るいまくりストレス発散の対象とするまりなちゃん。2016年から時を経て、父親は家を出ており、母親はすっかり病んでいました。しずかちゃんが自殺したせいで友人もいなくなり孤独に陥り、荒んだ生活を送っています。まりなちゃんの頬の傷は母親の虐待により付けられたものであり、現在も恒常的に暴力を振るわれており、まりなちゃんはガラスがトラウマとなっていたのです。その反動で幸せなお母さんになりたいとタコピーに心情を吐露するまりなちゃんでしたが、タコピーからは無邪気にお前が母親になっても虐待すんじゃねーの?という趣旨のブーメランを食らうのです。タコピー「まりなちゃんがいっつもぼくを強く触るのはママのまねっこをしてたんだっピよね!"にんげん"はこうやって子育ての練習するんだっピね。まりなちゃんもきっといいお母さんになれるっピ!」。この言葉により自分も母親と同じ虐待人間だと気づき愕然とするまりなちゃんの表情が何とも言えません。
    • そんなまりなちゃんですが、タコピーのおかげで彼氏ができました。しかもその相手とは東くんだったのです。まりなちゃん死亡√では救済された東くんですが、この世界線ではトラウマ引き摺ってる模様です。まりなちゃんは男が出来たことで母親と和解でき、楽しさを思い出すのですが……。なんとここでまさかのしずかちゃん生存!なんとロープが切れて自殺未遂に終わっていたのです(タコピーが2016年にしずかちゃんと出会う世界線βでは、タコピーの秘密道具で自殺したのでロープが切れなかったと判明。タコピーの秘密道具がしずかちゃんを殺したとも言える)。
    • そして久世家の血筋は雲母坂家を母子2代に渡って狂わせます。まりなちゃんのお父さんはしずかちゃんのお母さんに寝取られ、家庭崩壊しました。そしてまりなちゃんは東くんをしずかちゃんに寝取られるフラグがビシビシと立つのです。まりなちゃんが東くんと手を繋ごうとしたその瞬間。生きていたしずかちゃんを垣間見た東くんはすっかり心を奪われたのでした。久世家の娘に自分の娘が男を奪われたと知ったら、まりなちゃんのお母さんはさらに発狂しそう。
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意訳:お前が母親になっても子どもを虐待するんだよ
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超巨大ブーメランにより愕然とするまりなちゃん
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しずかちゃんに東くんを寝取られるまりなちゃん

『タコピーの原罪』感想まとめ