僕の心のヤバイやつ Karte.92「僕は生まれた」の感想・レビュー

イッチお誕生日。ひょんなことから山田を夕食に招待するというのが話の趣旨。
だが、それよりもイッチが家族から愛されていることが実感できてホッコリする。
おねえは勿論の事、ママンはすき焼き、ダディはケーキと盛大にイッチをお祝いする。
中二病患者の子どもを持つ親が適度な距離感で温かく接する様子にグッとくる。
家族に愛されたイッチだからこそ山田を守るために奮起できたのだろうという展開。

イッチのお誕生日をどのように山田に伝えるか!?

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  • ダディのアシストで山田を夕飯にご招待!
    • 今回はイッチのお誕生日。テンションマックスになるおねえの一方で、イッチは山田に誕生日のことを伝えない模様。そのため如何にして誕生日お祝いフラグを立てるかが、今回の見所となります。結局イッチは誕生日のことを告げないまま当日を迎えるのですが、塾の帰り道に仕事が終わった山田と会うことに。ここでアシストを決めるのがイッチのダディというワケ。イッチと山田が連れ立って帰る中、ダディは邪魔してはならぬと遠巻きに眺めるのですが、それをイッチは悪漢だと勘違い。自分の体格のことを卑下して躊躇するも、漢を見せたイッチが立ち上がる!!山田を守るために精一杯虚勢をはるイッチの姿をお楽しみください。イッチに護られてときめく山田を傍目に、ダディであることはすぐに判明。そして山田にイッチの誕生日を教えることになるのもダディ。「予約したケーキ受け取ってきたよ」からの「なにかお祝いなんですか?」→「え?誕生日でしょ」の流れはとても秀逸に山田が驚くまでの流れを構築しています。ページを捲った後で、背景が黒くなり山田の唖然とした様子を表現するのがいいよね。こうしてイッチの誕生日のことを知った山田はソワソワソワ。そんな山田をイッチは夕食に誘うことになり、市川家の夕食with山田となるのでした。ラストはちょっと日和ながらもテンションマックスを演出おねえで〆となります。

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