感情を拗らせており素直に好意を表現できない大井っちがデレる描写が見所の話。
出張帰りに急遽宿泊が必要になった提督と大井っちだが宿が空いていない。
空いているのは連れ込み宿くらいなもので、無知な大井は何も知らずに事を進めてしまう。
当然入った後に真相を知ることになるのだが一仕事終わったこともあり雰囲気が醸成される。
ツンデレしながら提督と結ばれていくまでの面倒くささが大井っちの特性をよく表現している。
一度膜を破れば燃え上がりあと1回だけと言いながら大井っちは何度も提督を求めてしまうのであった。
面倒くさい可愛いの代名詞!ななはむ先生の艦これ大井っち本

- この作品のイチオシ
- この作品のイチオシはツンデレ大井っちの面倒くささ。艦これの大井は素直に好意を表現できないキャラ系統に分類され、普段はアレコレと悪態をついてしまいがち。それでも好意を持っているからこその裏返しであり、この大井っちの拗らせた感情をどのように表現するかが、大井を題材とする作品における作者の腕の見せ所となっています。ななはむ先生はこの拗らせた面倒な少女を見事に一級品に仕上げています。
- 大井っちの面倒くささが丁寧に描かれる
- 提督に対して突っ張っていながらも、連れ込み宿も知らない無知で初心なおぼこ娘。出張帰りに急遽宿泊が必要になった際、大井は意図せず提督を連れ込んでしまうのでした。普通の部屋ではないことに気付いた大井が、恥ずかしそうに顔を覆いながら、部屋について尋ねる表情は破壊力バツグンです。そこが男女の営みの場所であったことを知っても時すでに遅し。出張終わりで一仕事終えていたというテンションもあり、二人は燃え上がっていくことになります。提督が好意を伝えてから実際に行為に及ぶまでの面倒くさいやり取り数頁分が大井っちらしくてかわいい。
- 見所・名シーン
- 各所でも言われていますが、意図せず好意を告げられた時に「…はぁ…?!」って言っちゃう大井っちいいよね。挿入直前に「愛してるって言ってくれませんか…」と愛をねだる大井っちはグッとくる表現になっています。そして一度結ばれてしまえは箍が外れ、それまでの分を埋めるかのように、あと1回ですからねと言いつつ何度もしてしまうのです。翌朝、我に返った大井っちはいつもの如く面倒くさいムーブをしてしまいますが、提督から改めて好きだよと告げられ、撃沈。提督の好意に返答するのに、5コマも使って大井っちに私も愛してますと言わせる手法は素晴らしいね。ななはむ先生はウマ娘のナイスネイチャも書いてるし、拗らせ系面倒くさい少女には定評があるな。
名場面集






