ダンジョン飯10話感想「決戦前夜のライオス演説~ただしカツレツを食べている途中で間が悪い~」

炎竜に食われた妹を救うため魔物を食べながら再探査に挑んだ冒険もいよいよ第1部ラスト。
カエルスーツでショートカットに成功し、5層に辿り着いて炎竜に挑む!
だが今度のパーティーは4人しかおらず、そのまま炎竜に挑んでもかなわないので作戦タイム。
城下町という構造を利用して炎竜をおびき出し渡り廊下を爆破しつつHPを削っていく方針へ。
攻略の目途が立ったら腹ごしらえ。前回は空腹で負けたのでカツレツを食ってゲン担ぎを行う。
そのような中、ライオスが妹を救うために協力してくれた仲間達に感謝の礼を述べていく。
感動必至な場面なのだが、カツレツを食べている所で間が悪く、マルシル変顔選手権であった。

ライオス演説は心がこもっており内容も泣ける話なのだがマルシルの変顔が全てを持っていく

シュールなカエルスーツ

前半は5層への階段。だがテンタクルスの住処となっており通ることができない。さらにはカエルまで襲ってきて武器を奪われてしまう。ここで発動するのがチルチャックの観察眼であり、カエルがテンタクルスに触れても痺れないことを見抜くと、カエルの皮を切り裂き手に装備すると突入。予想通り、カエル皮には耐性があった。チルの決死の行動のおかげでテンタクルス対策が発案され、カエルスーツを作り上げるライオス。装備するのを嫌がるマルシルに対し、ライオス一行は褒めちぎり作戦を思いつく。ゴールデンカムイで磯貝君がカワイイ、カワイイと鶴見中尉におだてられていたけど、まさにそんな感じ。マルシルは死んだ顔をしながらカエル装備に身を包み、テンタクルスが蔓延る階段を攻略して5層に到達した。鞣しの時間が取れず、カエルの皮がインナーに張り付くおまけつきであった。
 

感動的なライオス演説なのだが、皆くちのなかカツレツでいっぱい

後半は炎竜をどうやって倒すか作戦タイム。以前のバランスの取れたパーティーでも負けたのに、純粋な戦闘員3人+チルでどう戦うのか。ここでライオスは地形を使っての攻略を思いつく。なんだかんだでパーティーのリーダーなんだよねライオス。5層は城下町の形態をとっており渡り廊下が張り巡らされているため、逃げまどいながら爆破して炎竜の体力を削りつつ、マルシルの詠唱時間を稼ぐという作戦を取ることに。入念な打ち合わせが済んだら、食事タイム。前回は空腹で負けたので、しっかりと食べることを心掛け、カツレツでゲン担ぎを行う。ここで今回のハイライトとなるライオス演説が炸裂。ラスボスバトルを前にしてパーティーメンバーに御礼を述べていく。このシーンは感動的な一幕なのだが、食事中で口に頬張っている最中なので間が悪いエンド。ライオスの感動的なセリフとマルシルの変顔の温度差ギャグが面白さを醸し出している。ああ後、レッドドラゴン倒しても冒険が終わらない伏線として地上で迷宮論の伏線も張られていた。

今回も変顔マルシルかわいいね

今回の料理

テンタクルス料理/カツレツ

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