金鷲旗1回戦。進撃のネオ園田。博多南を全員1本勝ちで屠るの巻。
兄の影響で始めた柔道で味わった一本勝ちの爽快感に強く囚われてきた園田未知。
だが中学時代は部員も2人で指導者も無く、強くなることに限界を感じていた。
しかし高校進学後は顧問にもチームメイトにも恵まれ着実に力を付けて行った。
その練習の成果がついに現れ3連続1本勝ち。一度は辞めかけた柔道。続けて良かったと思う。
成長限界があると思っていても、無限に伸びしろがあることを教えてくれているんだ!
自分で成長限界を感じて才能の壁を作っていた少女が、きちんと指導を受けて練習を積んで成長する姿って良いよね。
- 古豪博多南を3連続1本勝ちで屠る園田
- いよいよ始まった金鷲旗。相手は地元福岡の古豪である博多南。OBたちの熱気ある応援が母校愛満載である。園田の初戦の相手は実力のある巨女で苦戦を強いられる。だがそんな園田の目に映ったのが緑子の存在。彼女は園田と同じ位の背丈でありながら、巨体を倒す方法を知っていたのである。練習試合で緑子からその技を教わっていた園田は、見事に練習の成果を発揮し、相手を屠った。
- 二人目の相手は寝技が得意という設定であることが会話中から察せられたが、寝技になることも無く園田は瞬殺する。追い込まれた博多南は昂奮したOBが校歌まで歌い出し、選手を後押しする。だが思春期の繊細な少女たちにとって自分たちの試合をオッサンたちの母校愛の対象として利用されることは唾棄に等しいものであった。3人目の少女も園田に劣勢となるが、ここで博多南のOBたちが母校ではなく少女個人を応援しだす。オッサンの野太い声で応援されたなっちゃんは奮起し寝技で抑え込まれた状態から跳ねのけることに成功する。外野が具体的なアドバイスをしていいのかどうかは疑問だが、オッサンたちのなっちゃんエールは少女の力となる。
- ここでサブタイトル回収として「柔よく剛を制す」が扱われる。文脈的には博多南の顧問が述べた言葉であったが、それが発動したのは園田の方だった。相手が突っ込んできた勢いを利用した園田は見事一本を取り3人抜きを果たしたのであった。勝った園田は中学時代に成長限界を感じていた自分が高校に入ってまだまだ伸びていたことに感動して思わず涙。また負けてしまった博多南のなっちゃんも柔道を続けるか否かの境遇であったため、スタッフは園田とシンクロさせ柔道続けて良かった・辞めなくて良かったとハモらせるのであった。園田の活躍を見て、チームメイトたちの士気は高まる。だが2回戦の相手はガチ勢であり予告の時点で園田と早苗が敗れ去った。いよいよ秘密兵器先輩である姫野の活躍が見られるのか!?待て次回。