もういっぽん! 第8話「夢の続き」の感想・レビュー

金鷲旗始まる。先輩の最後の試合に対する意識とか幼少期園田炉利編とかが描かれる。
オープン参加のためイキナリ全国大会。先輩はよもや自分が出られるなんてと感慨深くなる。
飛行機での移動、空港見学、旅館でまったりを経て、開会式へ。
園田は最初こそ先鋒になりたいと息巻くが、勝ち抜き戦であるため少し躊躇してしまう。
だが皆から肯定されると共に夢で幼少の頃を思い出し巨漢相手に一本とったことを思い出す。
園田の相手は70キロ級福岡3位の巨女であったが、体格差など構わず奮戦する。
幼少期の夢は園田が勝利するフラグとなるのか、はたまた現実は厳しいか!?

金鷲旗の存在自体、このアニメ見て初めて知ったわ

最後の試合、しかも全国大会で感慨深くなる先輩
  • 完全オープン参加の抽選トーナメントの勝ち抜き戦というのも壮大
    • 毎年福岡で開催される金鷲旗。柔道やったことのない人間にとってはこんな大会があるのね!という感じだが有名な大会らしい。完全オープン参加のためイキナリ全国大会であるため、先輩は感慨深くなる。人数が少なくカツカツの状態だった時代を経験し、しかも一度は退部して部を消滅させてしまったところから、この場に立てるなんてと感動もひとしお。最後の戦いを楽しむように先生から助言され、戦いに挑むことになる。
    • 今回の話は小ネタや伏線の回収が主に行われる。先生が部の管理に厳しく乱取りすら顧問がいなければ禁止している理由、園田のコミュ力お化けにより対戦相手と仲良くなれる力、いつも元気で先鋒に立候補していた園田がちょっとビビる姿、兄の影響で柔道を始め巨漢から一本を取った時の過去などが描かれていく。特に今回フラグとなるのが、園田の過去。当初から園田は一本に拘ってきたが、その理由が明かされるのだ。園田が柔道を始めたのは兄に影響されたからであり、しかも最初はあんまり楽しくないと感じていたし、その上初めての対戦相手は巨漢だった。愚痴を言いつつ諦めかける園田だが、兄の言葉で奮起し、見事巨漢から一本を取った。その時の快感がいつまでも忘れられず、柔道を頑張り続ける原動力となったのである。イキって先鋒に立候補していたものの、オーダーを変えられない勝ち抜き戦における先鋒の重要性を知って、尻込み仕掛けてしまう園田かわいい。
    • そして金鷲旗最初の試合は70キログラム級の巨女であった(しかも地元チーム)。園田はあっけなく技ありを取られて追い込まれてしまうのだが、この状況は幼少期における最初の試合と同じ状況であった。園田は巨女に対しても諦めることなく挑んでいく。次回タイトルのタイトルは「柔よく剛を制す」であることを踏まえると、もしかして園田は勝てるのではないか!?というフラグが立った(けど次回予告の園田の顔を見ると負けてそう?)。
先生の過去~怪我でチームメイトが3年間を棒に振った~
先鋒に立候補していたもののちょっと尻込みしちゃう園田
園田過去回~巨漢から一本を取る~
金鷲旗園田戦

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