もういっぽん! 第11話「黄金時代」の感想・レビュー

1話使って実質ラスボス校の選手紹介を行い、それに挑む心構えを描写する回。
廃部状態から人数集めて部を復活させ全国大会で勝ち進んできた園田たち。
対する3回戦の相手は日本中どころか世界からすら人材を集める強豪校であった。
情報を集めれば集める程実力の差は歴然であり特に滝川早苗はビビッてしまう。
緊張する園田や早苗に対し南雲は相手もまたJKであり自分たちと変わらないと説く。
11話ラストでいよいよ対戦が始まり園田が奇襲をかける所で幕を閉じる。

どんなに強豪選手と言われても相手の生徒もJKであることは変わらない

全国どころか世界から選手を集めて来る超強豪校
  • ラスボスバトルの前に1拍置く回をどう描くか!?
    • 金鷲旗3回戦の相手は全国どころか世界中から選手を集める強豪校。フツーの学校どころか廃部状態から始まった園田たちの学校がどこまで戦えるか。スポーツものの作品では主人公たちと戦うことになる相手校をもまた描写しなければならないが、今回の場合はスマホで情報収集した結果勝手に相手を大きく見てしまう現象が使われる。特に滝川早苗は完全に戦意を喪失してしまうし、園田もまた緊張で身体がこわばっていた。そんな二人を励ますことになるのが南雲安奈。相手の生徒がどんなに強かろうと自分たちと変わらぬJKであり、テスト勉強したりパフェ食べたりしている点では同じなんだから、必要以上に臆することはないと説く。園田も滝川も相手校の選手の日常生活を想起して緊張がほぐれていく。腐女子気質のある滝川が乙女ゲーの攻略キャラからに力を貰っている所とか好き。
    • 11話終局部でいよいよ試合開始。その直前に園田は1回戦で対戦した博多南の選手から二つ名を授かっており「いっぽんみち」を引っ提げて試合に挑む。相手は2回戦で5人抜きしたこともあってか驕りがあり、園田の武者震いをビビっていると勘違いしていた。そのため開始直後における園田の奇襲に対応できなかった。速攻で試合を決めにかかる園田に対し、そのまま投げられて終わってしまうのか!?といったところで11話は幕を閉じる。
ビビる園田たちに相手も自分たちと変わらぬJKであると説く南雲
乙女ゲーの攻略キャラに励まされる早苗
奇襲をかける園田

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