マリア様がみてる4thシーズン 第1話 の感想・レビュー

第4期のマリア様がみてるの1話は文化祭準備のおはなし。
キャラ紹介をしつつ舞台で『とりかえばや物語』を演じる過程を説明しながらで一年生二人組みの問題点をクローズアップ。
可南子の男嫌い、瞳子の演劇部との確執を描写してキャラを深めようとしつつも専門用語懐かしすぎる。


第4期だってよ?マリみてのおおまかなあらすじを記憶の底からサルベージせねば!!確か私立リリアン女学園で通う平凡な女の子が憧れの生徒会役員に目を付けられ生徒会組織に参加することになったんだよね。サブカル史的な位置づけでは、おとボクとかストパニとかの女子校ブームの先駆けとなった作品。当初は私立女子校ミッション系の学校の雰囲気を楽しむことが主題となっていたはず。で、この作品には先輩が姉、後輩が妹となって擬似姉妹ごっこを繰り広げるスール制度なるものがあって、平凡女の子と超絶お嬢様がスールごっこの寸劇を繰り広げる。そして平凡女の子が次第に風格を持つようになっていき、その擬似妹が誰になるかを争点にしながら物語が動いていくとい主に3つの展開に分かれていたような気がする。物語の展開を箇条書きするとそんな感じ。


で、第4期では平凡女の子:祐巳の擬似妹が誰になるかを巡ってすったもんだすることが物語を動かすエネルギーとなっているとのこと。今回の放送では瞳子がワガママを言って演劇部を出てきてしまったのを我らがユミさまが斜めを逝く方向で諭し、着実に好感度を稼ぐというお話でしたな。乃梨子が悩みを真っ先に告白しにいく描写などで、ユミさまは気さくに悩み鬱憤や愚痴を聞き入れてくれる存在になりつつあることがうかがい知れますね。原作は確か瞳子エンドだった気がするけど、決まるまでがすごく長くて新刊が出るたびにネットの反応はお馴染みの反応「まだ決まらないのか!!」でいっぱいになってたもんだ。