とらドラ!第14話「しあわせの手乗りタイガー」の感想・レビュー

今回のとらドラ!は文化祭戦後処理で大河が幸せである様子を描く。
タイトルは大河自身が幸せを掴んだ様子をも意味してるんだろうね。
大河が幸せに包まれる中、北村とばかちーに動きが!!


文化祭も終わり、父親にミジンコのように捨てられた大河もすっかり元通り。そんな中、大量生産されカッポォーたちは大河を起因として処女を喪失したとの噂が飛び交い、大河は一躍信仰の対象に。三十路先生涙目、これで処女設定だったらかなりきゅんきゅんしてしまいますな。一方竜児たちメンバーのご様子。みのりんが竜児を意識するようになってたり、客観視的役割のばかちーが大河はもう十分幸せと表現したり、周囲からは大河が竜児を捨て北村とくっついたとの世論を得たりとそれなりに進展している模様。正直言ってスピンオフのモブキャラは原作読んでないと分かりませんな。何?大河のパンツ見て追い回されたのがきっかけで付き合うようになったって?まさにパンツカップルだなパンツカップル。


それなりに進展した竜児メンバーの中でも動向が気になるのが亜美と北村。亜美は自分でも客観視の役割を持つと認識しているように周囲のフォローに立ち回り「大人」の称号を得るも寂びしんぼ。さりげなく先生に三十路独身は恥じることじゃなくて大人の証と褒め称えるけれど実際は井の中の蛙で取り巻きモブキャラに亜美ちゃんなら誰でも落とせるよ〜と巧言令色されても皮肉にしか聞こえない!!スーパーでお肉を選別する竜児にアタックをかけるも、一瞬で自分の寂びしんぼな様子が見抜かれてしまい、嗚呼お節介おばちゃんでお肉を貰って励まされる。料理しない年頃の女に生肉をプレゼントする竜児の心遣いは、自分が大人だと自惚れていた亜美ちんのロンリーハートを打ち抜くの。本当に竜児は気遣いの出来る子だなぁ、ゲームだとここで選択肢が出て「亜美ちんを夕食に誘う」ルートで亜美エンドに入るんですね。一方北村は会長に振られた様子で大河が慰めてくれても見向きもしないの。いい加減大河に勘違いさせるのよめてくれよ、もしかして分かっててやってるぜ大河はキープ!!だよ。北村にスルーされた大河はそのまま竜児のおうちへ帰宅。擬似家族ごっこが展開されて大河=幸せと表現されて実は大河に触ると幸せになれるんじゃなくて大河が幸せである様子を描写していたんだよ!!なエンド。