とらドラ!第18話「もみの木の下で」の感想・レビュー

今回のとらドラ!、三人の関係は「おままごと」みたい。
ツリー完成→ガシャーン粉々→竜児マエストロの流れは超展開と言わざるを得ない。
歪んだ竜児・大河・みのりんの関係はどこへ行き着くのか。


今まで誰からも視線を向けてもらえなくて孤立していた大河もすっかりみんなの仲間だなぁと。竜児はそんな大河を暖かく見守る一方で、周囲が面白がって大河と北村をくっつけようとする風潮を芳しく想わない。そんな竜児を指して、父親の心境とあてこするばかちーは、自分がグループに参入するのが遅れたため、竜児が大河をかまってあげることに対してぼやく。そんな感情から、竜児・大河・みのりんの関係を歪んでると皮肉るの。これまでのお話を通して大河の成長が描かれてきましたが、クリスマスに際して、大河が孤児たちに自分が両親からの愛情を感じられなかった分の幻想を与えてあげるという一面も垣間見せ、竜児は父親としての愛情を深めるのであった。



みんなでワイワイ騒ぎながらクリスマスパーティーの準備をするが、竜児の目的はみのりんを誘うため。ツリーが完成し皆が見惚れた瞬間にソフトボールでガシャーン→大河のクリスタルスター粉砕という流れはトンデモ展開だよなぁ。しかもあの粉々っぷりでみのりんが泣きながら接着剤をプルプルシーンは後悔懺悔の象徴にもかかわらず、あっさりと竜児がカッチョイイこといいながらマエストロっぷりをみせつけて復元しちゃうの。そろそろ本格的にみのりんの内面描写やってキャラクター掘り下げないと流石にグダグダ引き伸ばしっぷりが否めない。