雑録

プリズムリコレクション 連城紗耶香シナリオの感想・レビュー

プリズムリコレクションの紗耶香シナリオはエロ担当のキャラゲー
題材としては、「フィルムカメラに対する思い入れ」が扱われている。
フィルムカメラ」については『恋ではなく』というものががあるからねぇ。
あと性的快楽は秘すべきだから恥じらいというものがあるのにこいつら大っぴらにしすぎ。

連城紗耶香シナリオ概要


  • 紗耶香の過去と本質
    • 連城紗耶香は明るく前向きで元気系少女。だがその行動は、紗耶香の本質の反動からきたものでした。紗耶香は引っ込み思案で臆病な自分を克服せんと必要以上に気丈にに振る舞っていたのでした。観光案内部を作ったのも主人公くんに恋心を抱いたのも、全部前向きな自分を演出する小道具に過ぎなかったのです。作中では以下のように表現されています。「あたしは恋をしている自分が欲しかったんだって。とってもポジティブで積極的で幸せに向かおうとしているあたしが欲しかったんだって。それってほしみっつぶの存在を置き換えていただけなんじゃないかって」と。そんな自虐癖のある紗耶香を肯定してあげればフラグ成立。自己受容願望を満たす少女を温かく包み込んであげましょう。
  • 忘れてしまった幼なじみの過去
    • 結論からいうと、主人公くんと紗耶香は幼なじみでした。二人は直接出会うことはなかったのですが、秘密基地に置いたコルクボードで写真と手紙のやりとりをしていたのでした。そんな二人が、直接会うことを幼少時に約束したのですが、残念ながら叶うことはありません。幼少時の主人公くんは怪我を負って1ヶ月ほどの入院を余儀なくされ、紗耶香は約束の日に臆病になって行けなかったのです。幼少紗耶香はたかをくくっていました。どうせ会えなくても写真と手紙のやりとりは出来るし、また会う約束もできるだろうと。しかし入院していた主人公くんは一向に現れなくなります。幼少紗耶香はそれに対し、自分が約束をすっぽかしたことによる報いだと自責の念を深めます。こうして、勝利の女神には前髪しかなく通り過ぎても掴めないことに忸怩たる思いを抱いた紗耶香は自分の人格を変えようと努力していくことになるのです。


  • 開発局との問題解決
    • これは雛乃シナリオを最初に読むべきだと思います。開発局長の雛乃父は死んだ妻に会うべく、死者の復活にとりつかれています。この雛パパをフィルムカメラを使って諦めさせるのが紗耶香シナリオの見せ場です。雛パパは自分の妻の記憶をアンドロイドに搭載させるため、情報技術を軍事転用することに協力していました。そこへ紗耶香が幼少時に雛パパの妻、つまり雛ママにもらったというフィルムカメラを都合良く取り出しました。その写真を雛パパに見せ、フィルムカメラがいかに「現在」を写すモノかということを用いて説教カウンセリングタイム。雛パパがやろうとしていることは、雛ママが好きになった自分を裏切ることであり、そんなこと誰もが望んじゃいないと。つまり、死者の復活に拘るのではなく、現在を生きなさいというのでした。これにより雛パパは考えを転換し、一件落着。雛乃シナリオでバトルを繰り広げたのが嘘のようですね!!
  • 郷土史写真展覧会エンド
    • 開発局との問題も一件落着し、紗耶香は学園で個展を開きます。紗耶香が幼少時から撮りためてきた写真の数々は、郷土の再開発の歴史でもありました。自分たちが住んでいる地域がどのように発展してきたかを振り返ることは現在を考えることにも繋がります。歴史とは過去と現在の尽きることのない対話なのです、とE.H.カーなら言いそうな雰囲気が醸し出されていきました。こうして、紗耶香はこれからも地域やそれに関わる人物を写真に残すことで郷土を愛する心を、再開発が進む新住民たちにも伝えていきたいとハッピーエンドを迎えるのでした。