雑録

グリムガーデンの少女「和泉桜子シナリオ」の感想・レビュー

武士デレ娘が道場の乗っ取りを防ぐはなし。
父親と和解して終了とせずに死亡させることでラスボスへと繋げる二段構え。
明確な悪意のある敵を倒す勧善懲悪モノでござい。
典型的な少女救済モノで異能に苦しめられる少女たちを主人公くんが救済していく。

和泉桜子シナリオ概要


  • 和泉桜子の異能と苦悩
    • 和泉桜子は武士道娘。道場の跡継ぎとして厳しい指導をされながらも親の期待に応えるべく努力を重ねてきました。しかしながら桜子は成長限界を感じてしまい努力をすることに苦痛を感じるようになっていったのです。余命幾ばくもない父親は桜子に道場を継承させたいのですが、桜子はその分の実力を示すことができませんでした。一番手の実力を持つ弟子にフルボッコにされている途中で桜子は異能に目覚め、ルサンチマンにより相手を切り裂く影の力を暴走させてしまいます。こうして桜子は収容所送りとなったのです。収容所の監督官となった主人公くんに対して当初は反発する桜子でしたが、主人公くんがかつて厳しい訓練の時に支えてくれた幼馴染みであったことが判明し、さらに主人公くんに物理でも制圧されると主人公くんのことを認めてくれるようになります。こうして主人公くんは桜子と二人三脚で異能を制御し、社会復帰できるように頑張っていくのでした。
    • 桜子が異能を制御するには、自分の枷となっている父親との和解問題を乗り越えねばなりません。自分が異能を暴走させてしまったことで臥せっている父親に会いに行く桜子with主人公くん。しかし桜子がそこで見たものは衰弱死しかけている父親の姿でした。父親は今まで過度の期待をかけ桜子を苦しめてきたことを謝罪し、どうかもう自由に生きてくれと家の呪縛から解放したのでした。しかし桜子は家に縛られていましたが、一方で家を自分のアイデンティティとしてきたこともまた事実。父親からの解放によりしばし呆然としますが、今度は自分の意志でもう一度家を背負うことを決意。後継者としての試験を受けるために立ち上がります。



  • 道場乗っ取り事件
    • 桜子は家を継承するために主人公くんに稽古をつけてもらいながら時を過ごしますが、なんと父親死亡のお知らせ。一番弟子が裏切り道場の乗っ取りを謀っていたのです。桜子から頭領の座を奪うだけでなく、土地所有権や遺産なども奪い取ろうとする一番弟子は桜子をわざと挑発します。痴呆症の桜子のパパを道場に立たせていたぶっていたことや桜子を嵌めたことを嘲笑しながら語るのです。これに煽られた桜子はぶちぎれて異能暴発。一番弟子の狙い通り収容所において処分の対象となってしまったのでした。この危機を救うために主人公くんは東奔西走。苦難を経て、一番弟子の暗部を突き止めます。一番弟子は暴力団のチンピラあがりでドラッグなどにも手を染めており道場を乗っ取るために桜子の父親に違法薬物を投与していたとのこと。しかしこれだけでは決定的な決め手にならず桜子の無念も晴らせないままでした。そこで一番弟子を賭に誘い、桜子と対戦させることに仕向けます。桜子は今一度頭領となるために訓練に励んでいきます。ここでちょっとご都合主義タイム。桜子は幼少の頃無敵の強さを誇っており、成長限界を感じたというのは、その残虐性を自ら恐れて封印してしまったからだということが明かされます。自分の強さを認めることが出来れば誰よりも強いのだということでした。
    • 試合当日、道場へ向かう主人公くんたちに雑魚キャラたちが立ち塞がります。お約束のここは俺にまかせて早く先に行けが発動し、主人公くんは桜子を先に行かせるのです。主人公くんという心の支えがないまま、一番弟子と戦うことになった桜子は、フルボッコにされてしまいます。それでも諦めることなく何度でも立ち上がり異能の暴発も主人公くんを想うことで沈静させます。するとどうでしょう。かつての力が解放され、一番弟子をあっさりと一撃必殺!!一番弟子がなおも食い下がり桜子に殺意を向けるところでは、遅れてやってきた主人公くんがおいしい所をかっ攫い制圧。警察への通報により一番弟子の犯罪も明るみに出て一件落着。無事収容所での更正を終えた桜子は誰もいなくなってしまった道場で、子どもたちに指導をしながら主人公くんと共に暮らしています。あまりにも途方もない道のりに主人公くんは辛くなるときもありますが、そんな主人公くんを支えてくれるのはいつだって桜子。私たちの人生はこれからなんだ。どんな困難だって乗り越えられるとハッピーエンドを迎えます。