雑録

フローラル・フローラブ「アーデルハイト√」の感想・レビュー

斉須利成の過去を回収するためだけの装置。長い割には中身スカスカで途中で何度か寝てしまった。
良かった探しをすると「主人公が利成の代替品であるが故に女を受け入れようとした事が暴露される描写」。
自己の存在理由を確立できずウジウジと他者需要願望に悩む主人公をアーデルハイトは肯定していたのに。
で、最後は主人公が騎士叙勲されることに反対する勢力をアーデルハイトが歌で改心させエンドを迎える。
フラグ成立後のグダりっぷりをもう少し利成像を克服することに当てられたら良かったんじゃない?(適当)

雑感


  • 利成ゲー
    • 主人公くんは斉須利成の命を代償にして火災から救われたことに深く囚われていました。利成の親に養子にされたことから自分は斉須利成の代替品ではないかと常に苛まされてきたのです。そんな主人公くんを肯定するのがアーデルハイトの役割。体験版における王位継承問題で危機を救われたアーデルハイトは主人公くんにべた惚れ。主人公くんと婚約関係を結ぼうとアプローチを仕掛けてくるのですが、自己肯定感が薄くウジウジと悩んでしまう主人公くんは自分が他者から愛される存在ではないと思い込もうとしていたため、アーデルハイトの好意を受け入れることができないのです。それでもアーデルハイトを邪険にできないのは、自分が代替品である斉須利成ならアーデルハイトを受け入れるだろうという理由からだったのです。これを知ったアーデルハイトは自分が主人公くんを愛しているにも関わらずそれが代替物からの憐憫であったため、さすがに撤退を決意します。しかしアーデルハイトがいなくなって初めて主人公くんは自分の気持ちから本当にアーデルハイトを求めいたことに気付くのでした。
    • フラグ成立後は本当に中身がなくスカスカであり散発的なイベントを見せられながら斉須利成の人物像を回収していくだけとなります。体験版における王位継承問題がここでもまた蒸し返されます。アーデルハイトと交際することになった主人公くんには騎士身分が授与されることになりました。しかし、この叙勲に対して国内保守派はイエローモンキーが貴族になることを快く思わなかったのです。こうして騎士身分授与イベントにおいて襲撃を受けます。はい、ここでアーデルハイトの天使の歌設定発動。斉須利成がよく歌っていたというラブ&ピースの歌を襲撃者に聴かせることで改心させます。エンド後はアーデルハイト母と利成の高校生時代の馴れ初めのエピソードが語られるのでした。