雑録

ラムネ2「いろは√正史」の感想・レビュー

義妹のいろはが、主人公くんの隣にいる幼馴染のナナミに対して嫉妬するはなし。幼馴染VS義妹。
小道具として使用されているのが秘密基地の交換日記帳であり、いろはがナナミに成りすまして文字を綴る。
いろはのシンボルカラーは「みずいろ」とされており、幼馴染の座を羨むのは『みずいろ』の偽妹のよう…。
と、思っていたらスタッフルームで思いっきり『みずいろ』のオマージュですと告げられて困惑。
(※いろは√はテキストのセリフとボイスがズレておりデバッグしたんかいな?と→修正パッチ・・・)
ちなみにに、いろは√外史ではいろはがやさぐれます。
主人公くんは中学受験に成功するも落ちこぼれて留年。故郷に舞い戻るもそこにはやさぐれ義妹の姿が!!(詳細はいろは外史で)

主人公くんの隣を目指して


  • 義妹嫉妬
    • 幼少期のいろはは身寄りがなく親戚をたらい回しにされていました。主人公くんはいろはがカタツムリを見て「家」があることを羨望していることに気づくと、その境遇を慮ります。天涯孤独ないろはの寄る辺とならん。こうして主人公くんは父親がいろはを引き取ることに賛同し、義妹ができたのでした。主人公くんといろはは兄妹として絆を育んできましたが、そこへ最強幼馴染であるナナミが登場します。主人公くんの隣は当初はいろはが占めていたのですが、いろは次第に身を引き、ナナミに譲ることになったのでした。
    • いろは主人公くんと二人きりでいられる場所として廃屋を発見し、秘密基地と称して満足していたのですが、主人公くんは速攻でナナミに知らせてしまいます。ここでいろはは自分の独占欲に直面し苦悩することになります。秘密基地では持ち回りで交換日記がつけられていたのですが、ナナミは赤色をつかい、いろははみずいろを使用していました。ナナミが交換日記に飽きた後もしばらく主人公くんといろはで交換日記を続けていたのですが、それも終焉を迎えます。いろはは秘密基地を主人公くんと二人だけの場所にしたかったのですが、そこにナナミがやってきてはことあるごとに主人公くんとの仲を見せつけるわけです。とうとう耐え消えらなくなったいろはは、秘密基地のカギを自分だけのものにしてしまい封鎖してしまったのです。こうして秘密基地に入れなくなり長い時間が経過します。



  • 変わらないことに満足した幼馴染と変わることを望んだ義妹
    • いろはと主人公くんの関係が変化するのもこの秘密基地から始まります。いろはは成長した後も、度々秘密基地で物思いに耽っていたのですが、ある時カギをかけ忘れ、偶然主人公くんの侵入を許してしまうのでした。いろはは秘密基地で過去の日記帳に赤いクレヨンで自己の欲望を書き綴っていたのですが、主人公くんはそれをナナミが書いたものだと勘違いしてしまいます。そしてナナミが主人公くんにアドバイスをするというカタチをとりながら、いろはは主人公くんが自分と結びつくように情報操作していったのでした。
    • 主人公くんは次第にいろはに惹かれていき、ナナミとの関係性を見つめ直すようになりました。そして途中でいろはがナナミに成りすましていることに気づくのですが、歪んだ関係を続けていってしまいます。いろはと肉体関係を結んだ後、ナナミに事実を報告しようとしても、それを言い出すことができないのでした。結局、ツーカー幼馴染であるナナミは主人公くんの異変を察知することになります。こうしてナナミ自身に背中を押された主人公くんはいろはと共にその関係性変化を告げるのでした。変わらないことに満足していたナナミと変わろうとしていたいろはの対比が浮き彫りにされ、ナナミのフラグが折られる形でいろはエンドとなるのでした。