満洲や極東地域に興味を持っており、満洲研究をやりたいと思って幾つか本を読んでいた。
世界史教育が専門だったこともあり、ちょうど立石洋子先生のソ連における歴史教科書についての論文を読み、講演を聞いていた。
そのため当初はソ連/ロシアの歴史教育などならいけるんのでは?とか思っていたのである。
- この時、満洲をやろうとしていたことは確かみたいである
- スラ研はロシア語読めないと無理ですが過去問を見ていたりはした
しかしロシア語が読めないと無理だと分かった。歴史は語学だ。一次史料が読めないと話にならない。
(日本史の場合、崩し字が読めないと無理。たとえ近現代史でも一次史料で崩し字が用いられている場合が多く、崩し字を読めないとお話にならない)
大学院説明会では日本近現代史の研究室を進められた。
自分でも以前からwebサイトを見て、こちらもいいかもと思っていたところだった。
その日のうちにメールを送り研究室訪問の段取りをつけるようアドバイスを受けた。
近現代史に興味関心があり、帝国主義と植民支配について勉強していて、極東や満洲を研究したいというメールを送った。
社会人であることを指摘されたが、安易な気持ちではないことを丁寧に綴り、研究室訪問の段取りをつけたのであった。
ここから私の研究生活が始まったといっても過言ではなかろう。