たわわシリーズの前髪ちゃんを見て、小宮裕太先生の素直クール黒髪を思う

たわわシリーズの前髪ちゃんの話は、センセが前髪ちゃんの好意を拒み続けフラグをへし折りまくる話だ。見所は、小悪魔的な前髪ちゃんがセンセをおちょくり、センセが懊悩するという展開である。特に前髪ちゃんが第三者に告白されたにもかかわらず、努めてそっけないそぶりをするセンセに対し、膜をいつまでとっておけるかなぁ?とおちょくるところは見物である。センセは人知れず前髪ちゃんの初めてが奪われる姿を想像して苦悩するのだが、その様子を垣間見た前髪ちゃんがニタァとするところは一見の価値あり。

そんな前髪ちゃんとうってかわって小宮裕太先生の黒髪ロング子はキャラクター造詣が素直クールであり、キャラ的には似ても似つかない。そのような中で、類似性を感じるのが、竿役となるセンセが卒業するまでフラグをへし折り続ける所である。このへし折り続けられるにも関わらず、最後まで想いを寄せ、ヒロインが竿役を攻略するところに一種のカタルシスがあるのかもしれない。黒髪ロング子が受験が終わっても足繁く勉強を教えてもらいに通ったり、バレンタインをあげても義理だと勘違いされて膨れたりするところはグッときます。また前髪ちゃんの「センセ」呼びが「先生」に代わったりスマホの時計を進めて実質4月1日であると策謀して3月31日中にセンセを攻略するところ好き。