雑録

月の彼方で逢いましょう「新谷灯華」シナリオの感想・レビュー

灯華は強姦により生まれた娘。母親は宗教に走り死亡。レイプ魔の父への復讐を決意する。
新興宗教の『Moon.』と復讐譚の『G線上の魔王』を青春モノでマイルドにし『シュタゲ』で味付け。
過去へ送れるメールを使って世界改変に成功し、現在の世界も過去に統合されて変化する。
過去の主人公くんは灯華を手放さず、未来の主人公くんも灯華と再会できてハッピーエンド。

新谷灯華のキャラクター表現とフラグ生成過程

f:id:h30shimotsuki14:20190701221031j:plain

  • レイプにより生まれた子どもが父親に復讐をする話
    • 新谷灯華は不良娘。遅刻の常習犯であり夜な夜な繁華街で援助交際をしているという噂が絶えません。灯華が普通の学校生活に馴染まないのには理由があり、復讐に人生を捧げていたからでした。灯華は母親が強姦されて生まれて来た娘であり、それゆえ、母親からの愛情を受けられませんでした。また母親は灯華を受け入れる事が出来ず宗教に走ることになります。親が新興宗教を信仰していると子どもが弊害を受けることも多く、灯華は輸血をすれば助かる事故でも輸血を受けることが出来ず死にかけたこともありました。こうして人生を崩壊させたレイプ魔を恨むことになり、この憤怒を糧に灯華は生きて来たのでした。父親であるレイプ魔は模範囚であり懲役15年を終えて出獄することになります。灯華は自分の人生を踏みにじった怨念を父親に向けることで生き抜いてきたので、復讐を実行することになるわけです。以上のような事情から、1周目では灯華が恋愛よりも復讐を優先させ、フラグは立たず、社会人編に突入します。
    • 社会人編で過去へとメールを送れるケータイを手にした主人公くん(主人公A)。高校生の自分(主人公B)と連絡を取り、人生を変えていきます。これにより主人公Bは灯華と別れることなく、関係を結び、灯華が抱えている問題を話してもらうことに成功するのです。結局、灯華の復讐は失敗に終わり、父親を殺さなかったのですが、灯華は流れ弾によって腹部に銃弾を受けてしまいます。灯華を救うためにおんぶでヘリポートまで運ぶところがクライマックスかと思われます。こうして灯華と結ばれるセカイを作り上げて、世界改変に成功。その後、並行世界が統合されたため、主人公Aも灯華に再会することができました。そして、社会人の主人公Aと高校生の主人公Bを結んでいた存在こそが灯華だったのさ!!ということが判明しハッピーエンドを迎えます。

f:id:h30shimotsuki14:20190701221039j:plain