もういっぽん! 第3話「空気、変えてくれるんです」の感想・レビュー

園田未知に救済される茶髪地毛南雲安奈と中学時代に先輩とトラブルがあった氷浦永遠の巻。
南雲安奈は地毛が茶髪であったのだが体育教師に黒く染めてこいと理不尽指導される。
それをとっさに庇うのが園田未知であり南雲に代わって小学校時代から地毛だと主張。
南雲は普段偉ぶってるわりにメンタル弱く未知に庇ってもらったことで抱き着いて泣く。
氷浦永遠は中学校時代の大将を決める試合で先輩を倒してレギュラーを掻っ攫った。
だがそれにより先輩に逆恨みされてしまい執着されることになる。
メンタルよわよわな永遠は練習にも身が入らずにいたが未知に肯定され復活する。
先輩とのインネンを払拭し、命じられた通り中堅で出場。喧嘩を真っ向から買う。

園田未知の天性の明るさに救済されていく攻略ヒロインズ

南雲安奈ルート

理不尽な体育教師の指導に対して南雲の代わりに弁明する未知
  • 南雲安奈と茶髪事件
    • 部員が3人揃ったことで廃部になっていた柔道部は復活した。そんな中、誰が顧問なのかという話題になる。未知と早苗は乙女ゲーの優男のような人物を期待するが、現実はムキムキマッチョメンなスキンヘッドな男性体育教員(かのように思われた)。この男性教員は規則に厳格であり、生徒を規則に従わせることこそ指導だと思っていた。それ故、南雲の茶髪に目を付けると、強制的に明日までに黒く染めて来るよう一方的に厳しく説教する。これまでも南雲自分の髪の事で色々あったことを窺わせる。だがそこへ舞い降りた救世主が園田未知であった。未知は南雲の代わりに地毛であったと弁明。小学校時代からの幼馴染として証言したのである。しかもあまり角が立たないような感じで。これには南雲も思わず涙ぐむ。南雲は未知に対して偉そうに振る舞っているがメンタルは脆弱なところがあり、未知に助けられるとお腹に抱き着いて泣いてしまうの。凄まじいツンデレである。最終的に女性教員が指導に介入。ムキムキ男性教員は厳格だが柔軟性もあるので素直に介入を受け入れ自分の指導が間違っていたことを反省し、南雲安奈に謝罪して一件落着となる。この介入してくれた女性教員こそが真の柔道部の顧問、夏目紫乃先生だったのだ。南雲安奈は、顧問が加わり活性化した柔道部を横目で見て何とも羨ましそうな表情を浮かべる。南雲はきっと未知と一緒に柔道部やりたいんだろーね。永遠に対して軽くジェラったりもする。
きちんとした指導者もつき楽しそうに練習する柔道部を見て羨む南雲
南雲と永遠の未知を巡る戦い!

 

氷浦永遠ルート

中学時代の先輩に今でも執着されインネンつけられる永遠
  • 氷浦永遠と中学時代の先輩とのトラブル
    • 柔道部が復活し、きちんとした指導者も得て、順調に活動する未知たち。目指すはインハイ予選なのだが、氷浦永遠の中学時代のトラブルが再燃する。氷浦永遠は中学時代、先輩を破ってレギュラーの座を掻っ攫った過去があった。スポーツをやってる人々にとっては自明なことだが、強い人材が試合に出るのであり、試合に出られない人々も多々いるのだ。部内でレギュラー争いがあり切磋琢磨するからこそチーム力が底上げされる。それでもまぁ納得できないのが人間の心理というものでありムカつきもする。それが中学生という精神的にも未成熟な子どもならなおさらである。そんなわけで氷浦永遠は先輩に恨まれ執着されることになってしまった。その執着は2年経っても継続しており、永遠が高校に進学すると、インネンをつけてくる。これによりメンタルよわよわな永遠は練習に身が入らなくなってしまうのだ。そんな精神状態を見抜くのがインテリメガネの滝川早苗であり、未知を通して永遠のメンタルケアを行う。未知の天真爛漫さは永遠のトラウマを払拭させるのに十分なものであり、覚悟ガンギマリ状態にまで持っていく。そしていよいよ試合当日、会場でも当該先輩に絡まれるのだが……未知によって柔道着を装備させられた永遠は武者モードとなり先輩の喧嘩を正面から買って出る。自分こそが中堅であり先輩と戦うのだと挑戦を受け入れるのであった。果たして先輩は高校の練習に揉まれてどれ程強くなったのか!?
中学時代、レギュラー争いで先輩に勝利してしまった永遠
永遠の性格を肯定しメンタルケアを図る未知
柔道着を装備して覚悟ガンギマリになり真向から先輩の喧嘩を買う永遠

もういっぽん! 感想まとめ


参照