ブルーアーカイブ「角楯カリン」絆ストーリーの感想・レビュー

可愛いカフェの女店主になるためと良妻賢母を目指すためメイド部に入った少女の話。
先生に関する描写においてあまりにも落差が激しいシナリオとしても有名である。
序盤は機転を利かせて立ち回り、勉強を支援し、喧嘩を仲裁し、厄介客を撃退する等カッコイイ。
だが中盤から暗雲が立ち込め、恥ずかしい台詞を言わせたり足で踏んでとおねだりしたりし出す。
またバニーガールイベントでは狙撃態勢の巨尻を強調するイベントスチルが描かれNIKKEと化す。
先生ェ…となったプレイヤーも多いだろうし、カリンは先生に使って欲しいとバニー衣装を差し出す。
しかし最後は綺麗にまとまり可愛い服でテンション上がるカリンが微笑ましかったというオチとなる。

角楯カリンのキャラクター表現とフラグ生成過程

可愛いカフェの女店主と良妻賢母を目指すカリン

角楯カリンはキツそうな目つきと長身(170cm)により威圧的な雰囲気を纏うが、可愛いカフェの女店主と良妻賢母を目指すためにメイド部に入った乙女な側面を持つ女の子。勉強は得意ではないが、何事にも真面目で熱心に取り組んでいる。そんなギャップ萌えが見所のカリンシナリオであるが、我らが先生についても屈指のギャップを見せる脚本となっている。カリン√の先生は序盤においてカッコイイ活躍を見せる。①ミレニアムのモブ生徒を守るために身体を張ったり、データ転送を防ぐためにネット回線を遮断したりと機転を利かせる。②勉強が苦手なカリンが補習や提出物を課された際には、根気強くそれに付き合ってあげる。③体重を気にするカリンが友人とケンカしてしまった際には友達関係と公平さについて助言する。④メイド喫茶に厄介客がやってきた際には弁論により撃退する。以上のようにカリン√の先生は頼もしい教育者としての側面が描写されるのだ。
 

メイド喫茶でカリンに足でグリグリ踏んでもらう先生

だがその一方でキチガイ変質者のようなイベントが発生する。カリンがメイド喫茶でバイトを始めると、その店に通い出し、恥ずかしい台詞を執拗に言わせようとしたり、足で踏んで欲しいなどとねだり始めたりする。厄介客を撃退し、御礼を申しだされた時には迷わずカリンに踏んでもらっていた。またバニーガールイベントの際にもその変態っぷりは激しい。バニー衣装のまま狙撃任務に従事し姿勢を変えられないカリンの巨尻がこれでもかという程強調されるのである。尻を揺らしながら狙撃するゲームアプリとして一時期NIKKEが泡沫的に話題となったが、まさにソレ。カリンは先生がバニー姿に執着する様子を見て、自分の着ているバニー服を使いたいのだと勘違いし、恥ずかしながらも喜んで服を差し出そうとする。このように変態性溢れる先生の気持ち悪い変質者の様子がこれでもかという程テンコ盛りになるのだが最後は結構綺麗にまとまる。先生はバニー服に昂奮していたのではなく、普段とは異なる可愛い衣装を着てカリンがテンション上がっている様子が微笑ましかったのだというオチになる。カリンは先生が自分を理解してくれていることにきゅんきゅんし、いそいそとメイド服からバニーガール衣装に着替え、気分が昂揚している姿を見せてくれるのだ。

カリン√見どころ

先生をご主人様と思慕するカリン
メイド喫茶の店員としてではなく個人でなら先生のどんな欲望も叶える気マンマンのカリン
NIKKEと化すブルアカ
先生に尻を見られて昂奮するカリン
先生に使ってもらうために着ていたバニーガール衣装を差し出すカリン
最後はカリンがバニー衣装でテンション上がっていたのが微笑ましかったと綺麗にまとまる