ブルーアーカイブ「連河チェリノ」絆ストーリーの感想・レビュー

ソ連スターリンをモチーフにした上、さらに炉利幼女化したパロディが強いシナリオ。
連河チェリノは共産系学園の書記長であり権力欲にしがみつき無理難題を滅茶苦茶やる。
そのため破天荒なキャラクター造形となっておりヘイトをそらすために幼女にしたのかも。
通常版ではランドセル、温泉版では白スクといったスタイルであり、9歳と目されている。
幼女であるためまだ可愛い悪戯程度で済んでいるが、成長したらどうなるか想像に難くない。
スターリンを思わせる肖像が出てくるし権力者の我儘が揶揄されるしスタッフもやりたい放題。
これスターリン批判の時に中ソ論争になったけど、現在の中共も専権状態なので皮肉になっている。

連河チェルノのキャラクター表現とフラグ生成過程

自分で自分に叙勲する幼女

連河チェルノはソ連スターリンをモチーフにしたキャラクター。そのため徹底的にパロディとして戯画化された存在として造形されており、権力欲に執着した我儘で身勝手な無能として描かれている。そのためプレイヤーのヘイトをそらすためか、炉利幼女化されており、子どもの我儘という範囲に落とし込まれている。年齢は明確化されていないが、ランドセルをしょっているし、白スクを着用しており、高級菓子店のキャンペーンの際には9歳だと自称している。まさかの一桁である。シナリオの基本路線としてはチェリノが身勝手な我儘を言い、それに対してオチがつくというパターンを取っている。自分に叙勲するための勲章を作ったり、ハンバーグにピーマンを添えた料理人を粛清しようとしたり、雪遊びをするため先生を呼びつけたりする。一応、彼女へのしっぺ返しとして権力者の孤独がテーマとされ、逆ONE展開により皆から自分の存在が忘れ去られ権力者から一介の幼女に転落した哀れさが描かれたりもする(夢オチだったが)。

温泉チェリノも我儘幼女という点は変わっておらず、温泉に来たものの熱い湯温に耐えられず飽きてしまう始末。また温泉地ならではの楽しみとしてまったりしたりグルメを楽しんだりする娯楽もあるが、普段から仕事をせずにマンガ読んだりプリン食ったりしているため、代わり映えしないと騒ぎ出す。最終的に卓球に目を付け楽しむが自分が勝つまでやるという感じであり、何セットもプレイした上、筋肉痛になるというオチが待っている。また食欲に眩んで痛い目に遭うという流れもお約束。温泉卵の食感がプリンに似ていると言われて大量の温泉卵を作るも余らせてしまうし、フルーツ牛乳を大量に飲んではお腹を壊して下痢をするなどのオチが待っている。彼女が改心することなどはあるのだろうか。

ハンバーグにピーマンが添えられていたら粛清
本当の年齢(9歳)を暴露し、キャンペーンのクッキーをよこせと駄々をこねる
雪遊びに興じるチェリノ
夢の中で逆ONEされて権力者が自分の孤独を知る。
自分が勝つまで卓球を続けるチェリノ
大量の温泉卵を無駄にするチェリノ
フルーツ牛乳を飲み過ぎて下痢になるチェリノ