ブルーアーカイブ「栗村アイリ」絆ストーリーの感想・レビュー

自分の性格を消極的だと思い悩む少女が、得意分野(スイーツ)では積極的だよと肯定される話。
栗村アイリは甘い物が大好きで最近はチョコミントにハマっている系の女の子。
多忙な先生に差し入れをしたり、呼び出して喫茶店デートしたり、お悩み相談したりする。
その悩みとは消極的な性格であり自分の考えをきちんと言えないことに引け目を感じていた。
アイリ√の先生は誠実な人物として描かれアイリの悩みに対して真摯に応えることとなる。
アイリは自分を消極的だと言うが得意分野(スイーツ)では十分積極的になれているよというのだ。
先生に励まされたアイリは次第に自己肯定感を育ていった。きっとこれが積極性に繋がるのだろう。
メモロビはお散歩デートであり、アイスの移動販売を二人で仲良く食べる姿が描かれる。

栗村アイリのキャラクター表現とフラグ生成過程

先生にスイーツの差し入れをするアイリ

アイリ√の先生は仕事を溜めがち。書類仕事がデスクに山のように積み上がるが、そこへアイリイベントが発生するというパターンになっている。スイーツを差し入れにやってきたり、カフェデートに誘ったり、お悩み相談したりする。差し入れやカフェの場面では、アイリがスイーツに関し熱弁を振るう様子を垣間見ることができる。スイーツに関して言えば、アイリはグイグイくる女の子なのである。これを踏まえた上で、お悩み相談が行われる。アイリは自分が消極的であり、自分の意見や考えを相手に伝えられないことで悩んでいた。そんなアイリに対し、我らが先生は真摯に接するのである。アイリがスイーツの分野では積極的になれていることを挙げ、それがアイリの長所だと肯定するのである。先生に認められたアイリは自己肯定感が満たされ幸せを感じる。こうしてアイリは今はスイーツの分野だけだけど、今後は他の分野でも積極的になれるかもしれないであろうことが示唆されている。

メモロビはお散歩デート。先生は溜まりに溜まった仕事を片付けるためデスクワークに集中し、モモトークを未読のままスルーするという荒技に出る。仕事が片付いたのは徹夜後の昼であり、仕事のし過ぎで変なテンションになった先生は気分を落ち着かせるために散歩に出る。そこでエンカウントしたのがアイリであり、二人でお散歩デートにしゃれ込むことになる。突然の遭遇であったため、アイリはスイーツを持っていないことを残念に思うのだが、たまたまアイスの移動販売を見つける。先生はアイリの手を取り、アイスをゲット(当然の如くチョコミント)。アイリは先生とアイスを食べながら自分の中の仄かな恋情を先生に伝えるのである。
 

先生を呼び出しカフェデートするアイリ
先生にお悩み相談するアイリ
先生に肯定されるアイリ
先生を思慕し会いたい思いを募らせていたアイリ
先生に移動販売のアイスを買ってもらうアイリ
アイスを食べながら先生に想いを伝えるアイリ