自己の私利私欲の為ではなく、誰かを救うためになら飛ぶことが出来るという話。
異世界スカイランドから現代日本に転移してきたオス鳥くんは種族として空が飛べなかった。
だが幼少期に空から落ちた自分を救うために父親が飛行に成功したことでオス鳥くんは空に憧れたのだ。
それ以来、周囲に馬鹿にされながら愚直にも空を目指したが、決して空を飛ぶことはできなかった。
その理由はオス鳥くんの行動原理が自分の為、私利私欲の為だったからであった。
オス鳥くんは自我を捨て、プリンセスエルを救いたいと願って初めて空を飛ぶ力を手に入れることができた。
こうしてプリキュアに変身したオス鳥くんはエルちゃんを守るナイトになったのであった。
私利私欲を捨て、他者の為に尽くしたいと願ってはじめて、空を飛ぶことができる！
- オス鳥くんが空を飛べなかったのはあくまでも自分が空を飛びたいからであった
- 異世界スカイランドから現代日本に転移して来たオス鳥くん。彼は飛べない鳥族出身であったが、空を飛ぶことに固執していた。その理由は幼少期に空から落ちた時に父親が火事場のクソ力を発揮して空を飛び、自分を助けてくれたことをきっかけとしていた。だが父親はそれ以降空を飛ぼうともせず、仲間達からは空を飛びたいという夢を嘲笑されていた。そのためオス鳥氏は現代日本に転移したことを幸いに航空力学を勉強してきたのであった。だが結局は飛べずじまい。なぜオス鳥くんは飛べないのであろうか。それが解明されるのが今回であった。あらかじめ結論を述べると、オス鳥くんは私利私欲の為に空を飛ぼとしていたから。考えてみて欲しい。オス鳥くんのパッパが空を飛べたのは、オス鳥くんを助けるため。すなわち、他者のためであったのだ。オス鳥くんはプリンセスエルを救うために奮戦し、彼女を守りたいと心から願うようになる。この心意気が買われることになり、プリキュアに変身する力を得たのだ。だからこそ彼が変身するための言葉がプリンセスを守る「ナイト」になることであったのだ。こうして他者を守るために空を飛べるようになったオス鳥くんは縦横無尽に空を飛翔し、敵を倒すことが出来た。ソラ・ハレワタールさんとオス鳥くんは、周囲の雑音に悩まされながらも、最後まで諦めずにプリキュアに辿り着いた者同士で意気投合する。ソラさんが尊厳破壊された時に、オス鳥くんがどんなふうに励ますのか楽しみでもある。
