【感想】学園アイドルマスター 紫雲清夏「キミとセミブルー」を読んだ。

繁華街で偶然Pっちを見つけた清夏が強引にデート(夏服・カキ氷・映えスポ探し)に連れ回す話。
バレエからドロップアウトした清夏はギャルになり享楽的な生活を好むようになった。
本編でイップスを克服しトラウマを乗り越えアイドル道を歩み始めるがギャル属性は捨てなかった。
そのためギャルらしく繁華街をウロウロしては流行を追いSNSで承認欲求を満たすことも欠かせない。
そんな中、繁華街にやってきたPを見つけた住処は仕事漬けの彼を見て強引にデートに誘うのである。
放っておいたら(清夏のために)永遠に仕事してそうなPをみたらトゥンクせずにはいられない。
スパダリであるPは意識的無意識的に清夏の求める台詞を吐いていき最後は蛍の鑑賞としゃれこむ。

P活ギャルデート

強引にPをデートに誘う清夏

学マスのPは本当にスパダリであるが、セミブルー清夏√ではそれが一層際立つ。今回のお話は清夏がPを強引にデートに連れ回すことが主軸となる。一応名目的には仕事漬けになりがちなPを癒すために自分の買い物や映えスポ探しに付き合わせるのだ。まずは夏服選びデート。清夏はPの前に次々と試着を披露。Pはそれを褒め称え、清夏の気分を良くしていく。清夏は自分から着替えを見せまくっているのに、Pの着せ替え人形になったと言ってご満悦となる。Pが似合う似合う言うから買いすぎちゃったと当て擦った際、Pは似合っているのが事実だから仕方がないと返し、清夏をトゥンクさせるのである。
 

Pのスパダリっぷりにトゥンクが止まらない清夏

夏服選びだけで夕方になっていたが、Pとまだまだ別れたくない清夏。冷たい物が食べたいとおねだりし映えるカキ氷を食べに行く。色彩豊かでキラキラなカキ氷を前にした清夏はテンションマックスとなり、がっついてアイスクリーム頭痛になってしまう程。Pとのデートでキャッキャする清夏に対し、Pは彼女が楽しそうにしている姿を見るのだけで十分満足できると述べる。さらに清夏がお手洗いに行っている隙に支払いも済ませており紳士としてのスマートさも見せつけるのであった!
 

Pとの二人だけの想い出を作る清夏

夜の帳が下りかけても清夏はまだPと一緒にいたかった。そのためインスタ映えするにはテーマ性が必要と称して、夏の思い出作りの締めをねだるのである。Pはこれに応えるために清夏をひとけの少ない河原に連れて行く。清夏はひと夏の思い出として処女を捧げるかもしれないとウキウキになる。初めての場所が青姦になるかもしれないとドキドキしていた清夏だが、Pと共に訪れた場所は蛍の生息地であったというオチ。夏の夜に蛍の多く飛びちがいたるのも趣深い的な感じ。こうして夏の夜の情緒を楽しんだ清夏はインスタにアップするのをやめる。その理由をPが問うと、最初は建前を述べる清夏だがすぐに本意を白状し、二人だけの思い出にしたいと告白する。そして来年の夏も一緒に見たいなと関係性の深化を期待してエンドとなる。

学マス感想まとめ