お兄ちゃんはおしまい! 第10話「まひろとおっぱいとアイデンティティ」の感想・レビュー

TSしたまひろがもう既に自然と女子として振る舞ってしまうことが浮き彫りになる回。
生足・マッサージ・バレンタイン・本屋を通してまひろが女子として振る舞っていく。
特に今回は少年ズの登場が多めで、男心を理解するまひろへの好感度が爆上りしていく。
少年ズはタイツを見せるまひろに昂奮を覚えバレンタインで歓喜しエロ本への理解を示される。
ラストはまひろが少年たちにイイモノを見せてあげると痴女的なエンドとなる。
一方でおにまい恒例の兄妹の絆タイムも挿入され兄からチョコを貰ったみはりが感激する。

生足

タイツを捲り上げた所を男子に見られ乙女な悲鳴を上げてしまうまひろ

TSして初めての本格的な冬となりスカートの防寒力の低さに唖然とするまひろ。だがJKのかえでは生足を披露しオシャレは我慢だという。中学校でもあさひは生足であったが、これは子どもゆえに体温が高いからであった。雑談の流れでまひろは自分のタイツについて話すことになるのだが、タイツを見せるためについスカートを捲り上げてしまう。そこを男子に見られていたわけで、まひろはつい可愛らしく悲鳴を上げてしまうのであった。少年ズにとって役得ではあったが、まひろは元・男であった自分が可愛らしい悲鳴を上げてしまったという現実に耐えられない。どうにしかして男心を取り戻そうとし、突如として生足について語り始めるがここでみよちゃんからストップが入る。生足は冷えるので身体に良くないと諭されてしまうのだ。反論できないまひろ……。もう男心を取り戻すことは出来なかった。またみよちゃんは生足だと足が太くなると助言してくれるのだが、これを聞いたあさひがみよちゃんの乳房が大きいのは生で丸出しだからか!?と無邪気にツッコミ。このセクハラ発言に対し、みよちゃんは大声で否定してしまい衆目を集めてしまうのであった。

男心を取り戻すべく、生足の良さを思い出そうとするまひろ
乳房について弄られてしまうみよちゃん

 

マッサージ

かえでに膝枕されていたまひろ

昼寝から起きたらかえでに膝枕をされながら髪を弄られていたまひろ。かえではみはりに勉強を教わりに来ていたのだという。可愛くヘアアレンジしてもらったまひろがみはりに対してムフンと髪を見せびらかすのが微笑ましいね。そんな中、かえではみはりに対してマッサージをしてあげることになり、百合タイムが始まる。かえでのマッサージは自身がその腕前を自負する程であり、みはりを癒していく。マッサージ展開といえば、見所となるのは艶っぽい喘ぎ声。まひろは妹が性的快楽に嵌っていく姿を目前に見せられるのであった。その様子は足を開脚されて仰向けでビクビクと感じ、最後はうつ伏せの状態で尻からのアングルで描写される。さらにかえでの矛先はまひろにも向き、まひろは乳房を揉みしだかれ喘ぎ声を上げるエンドとなる。

みはり、マッサージされる
まひろも豊胸マッサージされる

 

バレンタイン

チョコ交換っこ

バレンタインの日、みはりから大量の配布用チョコを渡されるまひろ。女子同士のチョコ交換会が開催されるのだ。まひろは登校早々もみじと出会い、渡しっこタイムへ突入。みはりがチョコを用意してくれなかったらもみじは不機嫌になったことが予想され、まひろはみはりに感謝する。もみじはかえでに習ってチョコを手作りしたとのことで、かえもみ姉妹百合の花も咲く。学校ではあさひやみよちゃんともチョコを交換っこしホクホクとなるまひろ。だがチョコはまだたくさん余っている!と、いうことでクラスの女子と片っ端から交換しまくるのであった。そんな中まひろはかつて自分が男子であり、チョコを貰えない男子の心境を思い出す。まひろは新作ゲームで駄話をする顔見知りの男子仲間が出来ており、彼らに慈悲としてチョコを上げることに。だがこれが騒動を巻き起こし、男子の中でチョコ争奪戦が勃発してしまうのであった。帰り道、まひろは改めてみはりに感謝の念を抱き、コンビニでみはり用のチョコを購入。帰宅後、まひろはみはりから兄への本命チョコを貰う。おそらくみはりはお返しを期待していなかったのだろう。だがまひろがナチュラルにチョコを交換してくれたことから感極まる。みはりはまひろに兄以上の感情を抱いていることが改めて強調されたのよね。こうしてまひみはの絆がより一層深まる。

男子を弄ぶまひろ
みはりにサプライズチョコ

 

本屋

好きを否定する必要はないと性癖を肯定されるみよちゃん

Q.個人経営の本屋なんてまだ生き残ってるの?A.地方によっては教科書取次の指定や自治体の発注を受けており割と殿様商売で生き残っているところもある。まひろも普段はネット通販だが、久しぶりに本屋で買い物。本が並んでいる棚を見て感慨深くなる。だがそこでエロ本を買いに来ている少年ズと遭遇。男心が分かるまひろはそっと立ち去ろうするのだが、偶然目が合ってしまうのであった。少年ズは好意を抱いている女子にエロ本を買いに来た場面を見られてショックを受け何も買わずに逃走していく。まひろは無駄に少年たちを傷つけたことを悔やむが、今度は自分がブーメラン。エロ本売り場の前に立っているところをみよちゃんに見られてしまう。だが幸か不幸かみよちゃんはBLコーナーを見ていたと勘違い。それでもまひろは必死に否定。思わず好きなジャンルで凌辱と口走ってしまうのだ。たびたびまひろの性癖として出て来るけど、引きこもっていた反動で凌辱が好きだったのだろうか?そんなまひろに対し、みよちゃんは百合やガールズラブが好きだと告白。まひろに布教してくる。みよちゃんは自分の好きなジャンルに恥を感じているのだが、性癖の広いまひろはそれを肯定し、自分の好きを否定する必要ないと彼女を包み込む。自分を恥じていたみよちゃんはまひろに受け入れられて好感度マックス!さらにはクレープの食べさせっこにまで発展する。しかしこれを偶々通りかかったもみじに目撃され、ひと騒動となる。みよちゃんはイチャコラするまひもみを見て、やっぱり自分は見ている方が好きと再認識するのであった。終局部は学校の放課後、本屋でエロ本を買いに来ていた少年ズから必死の弁明をされる。まひろは少年たちにエロ本を見せてあげようと思うのだが、ここでの発言がエロ本ではなく寧ろ自分の女体を見せてあげるというような言い回しになってしまい痴女オチとなる。

クレープ食べさせっこ
自分の好きを肯定できたみよちゃん
男子を弄ぶまひろ②
10話アイキャッチ
エンドカードと次回予告