第7話「はちみつ色のとまどい」の感想

今回のななついろドロップスは、勘違いしちゃう石蕗氏祭り。

石蕗氏は思い切って告白したものの、その場ですももに逃げ出されてしまう。そして追いかけるも捕まえることは出来なかった。次の日から、もうとんでもなくぎこちないふたり。特に石蕗氏は淫獣形態ですももの想い人が自分だと確信して告白したため、逃げられたときのショックをは計り知れない。しかもすももに告白したことでクラスメイトに弄られ茶化され、やれ携帯でメール作戦だのなんだのと騒がれる。

携帯のメールなんてチャチなもんじゃなく、直接逢って話したいと願う石蕗氏だが、泣きっ面に蜂。すももを求めて学校にまで彷徨っているところで、先生とすももがいちゃいちゃしているところ現場を目撃してしまう。我らが石蕗氏は人生の儚さを悟り「人を好きになるってとてむ苦しいなぁ」と星を眺めにいくのであった。この世捨て人よろしく、誰にも会いたくないとたそがれる石蕗氏がいい感じ。

すももとセンセは、叔父姪の関係であり、彼女はお父さんとも腕組をして歩くくらいな娘なので一般人との価値観がおズレなさっているのです。そんなすももちんはダディからマダムとの馴れ初めを聞かされ、そこで初めて「告白した男の子が返事を貰うまでの煩悶」を知り、石蕗氏との件を思い出す。友達から教えてもらってメアドで石蕗氏をふたりだけの秘密の場所へといざなう。

ひとりで星を眺めていた石蕗氏は、すももの幻影を噛み締めあらためて自分がすももを好きであると確信。ここで気持ちの変動の描写が入ったことで、石蕗氏がどんなにかすももちんに惚れているかが窺えてことよ。自分の気持ちに踏ん切りがついたところで、携帯電話マジック。偶然電源を入れた携帯に2時間も前にすももから送られたメールが瞬時に届く。きっと魔法少女ものだからこまかなことは気にしたら負けなんだ。

で、2時間もすっぽかされたすももが、「逃げ出してしまったことを侘びる」予行練習をしているのを盗み見した石蕗氏は、気持ちを知って一安心。再度告白大会が行われ、こんどはちゃんと結ばれましたよっと。つぎからはこいびとどうしですることぜんぶのような「らぶイチャ期」が展開されるかと思うと。こいつぁ、楽しみだ。

ほかの方々の感想

http://d.hatena.ne.jp/cointoss/20070814/1187068851

携帯をプレゼントする店ってどんだけ豪勢なんだよ,なんてツッコミは置いといて,シナリオとしては良くできている気がしてきた.この 1 話に収めてしまっても話が崩壊してないし.余分な脇道がない(省いた?)からなのかも.尺の制約を考えれば,次回みたいに 「想いが通じた後」 を描く必要もあるでしょうしね.
正晴(CV:野島裕史さん)の心理描写が足りない感じは相変わらずあるんですけど,それは自分が男だからであって,すももの描写を考えればバランスがとれているのかもしれない.この辺はなんとも言えないな.

第7話 - 日折岬 DeS

石蕗また自分だけ先にすももの話聞いてる…。(;´Д`)
またフローラと圭介だけ優遇されてるような。
信子と弥生は喋ってても何でこんなに外野っぽいんだろう…。