空を見上げる少女の瞳に映る世界 第3話「求めること」の感想・レビュー

空を見上げる少女の瞳に映る世界の第3話は、厨二病患者が自己肯定できたシーンにインスパイアされた妄想癖のある少女が自分を受け入れることが出来たというおはなし。そして世界を救った!!まるで最終回を見ているかのようだ。一応予告あったけど、これからが剣と魔法でドンパチやるファンタジーものになるのかな?


アイデンティティ拡散に瀕している男の子は、自己肯定するための障害を河に喩えそれをちゅうがくせいじょし!!と一緒に渡りきるととアイデンティティが確立できるんだってさ!!良かったね。で、その自己満足なマスターベーションに付き合ってあげる幼馴染の女の子を見て、普段その女の子を保護の対象としてみていたけど、実は一番自分という個人を見つめて分かってんのはスズメなんじゃね?とか思いしユメミは自分の妄想癖から逃げてきた人生を反芻する。妄想から逃げてるんじゃくてそれを受け入れるのが肝要。世界救ってくると駆け出す。自分と向き合う覚悟が決まった女の子は、時空の壁だって越えちゃうの。なんかムント様とお手手繋ぐと世界が救われるんだって。逃げてばかりいた昨日にサヨナラ、アイデンティティ確立できた自分にコンニチハ。こうして多彩な感覚を持つ繊細な中学生女子は自己同一性を見つめなおせましたとさ。めでたしめでたし。